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5つ星のうち 5.0
10話、11話、12話, 2012/1/25
レビュー対象商品: 輪るピングドラム 4(期間限定版) [Blu-ray] (Blu-ray)
真砂子(表紙左)と冠葉(双子兄)がメインの巻です。
今まで、ちらちらと見え隠れしてきた伏線が徐々に明らかになる巻でもあります。
具体的にはなぜ主人公たちの家には両親がいないのか、
1話で言っていた、主人公たちに下された「罰」とはいったい何なのか
が明かされます。
そして、十数年前に日本であった、実在の事件(と酷似した事件)が深く絡んできます。
正直ここまでやるのか、とアニメ放送当時は衝撃を受けました。
誤解しないでいただきたいのが、グロテスクな表現で生々しく描くわけというわけではなく、
リアルな書き方とは間逆の、抽象的かつアニメ的な表現をとっています。
-----以下は個人的な見解です--------------------
なぜ、実在の事件を、(それも恐ろしい事件です)
物語の中に組み込んだのか。賛否両論あると思います。
それはこの「輪るピングドラム」というお話は、アニメーション作品ではあるけれども
虚構の世界を描いたのではなく、今の日本で起きてしまったことを
書いたお話なんだよ、という監督からのメッセージだったのではないかと思います。
この事件だけではなく、この後に語られる、親にスポイルされる子供たち、
この世界で「何者にもなれない」ということ、そしてこどもブロイラーなど、
それらがフィクションではなく、実際に今も起こっていることなんだよ、ということが
真に伝えたかったことでは、と感じました。
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色々と書きましたが、そういった要素を抜きにしても、
エンターテイメントとしても一級品ですし、
(次はいったいどうなるんだ、と良い意味でも悪い意味でもドキドキしながら見てました)
何といっても演出・美術が本当に素晴らしいです。
特に12話で冠葉とプリンセス・オブ・クリスタルが指を絡めて生存戦略しているシーンは
まるで芸術作品のように美しいです。彫刻作品にして売ってほしいくらいです。
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5つ星のうち 3.0
正に折り返し地点, 2012/2/11
レビュー対象商品: 輪るピングドラム 4(期間限定版) [Blu-ray] (Blu-ray)
この巻までは、演出を演出として考えてもいいです。この巻以降の演出は抽象的な演出が殆どなので、注意して視聴して欲しいです。この作品は伏線や抽象的な演出が多い作品で、そこを想像したり、考察することで個々の解釈を得る、あるいは漠然と受け入れる作品だと思います。だから、アニメの中で語られる以外の意味や説明は不要かな。ペンギン帽を被ったヒマリをブラックヒマリと呼んじゃ駄目なのではないかと。