晶を探しに玉鈴、高力士達は神淵島へ向かう。それを見たタイのラシード王子は!?
一方、当の晶や由は、「イケニエ」暗殺の命を帯びて島に侵入したジュリアン(ミラーにそっくり)から、自分達が世界の要人のクローンだと知らされる。ジュリアンの意図とは一体?
というまたしても怒涛の展開の六巻です。
以前から清水先生は「場面の魅せ方」が女子のツボを付いていて美しいなあと感激しまくりだったのですが、六巻は特に神淵島編がクライマックスという事もあり、名台詞、名場面の連続です。
高力士に「私を裏切るな」という玉鈴、晶に告白する碧、何かあったら碧を頼むと晶にいう由、そして雨の中佇む晶。
段々巻数を重ねていくごとに、画面が美しさを更に増してゆくこの作品の中でも、一冊まるごと名場面集のようなこの巻が、私は前半の中で一番好きかも知れません。
花とゆめを代表するSFファンタジー大作、この巻だけ読むと「なんのこっちゃ」となりそうですが、今は文庫版も出ているのでゼヒ。