2時間15分、とにかくダラダラダラダラと続く。
ヤクザ絡みでカップルで高飛び、と言うからそれこそ非情な追走劇が始まるのかと思いきや
二人は田舎(男の実家)で特に追っ手の心配もせずのうのうと暮らし始める。
そのうち二人それぞれに不倫の影が漂い、破局が迫るか? と思いきや
浮気相手の人間は後半の展開にはまったく関わらず、どころか最後まで互いに存在が知られることさえない。
そうこうしているうちに女は田舎に居づらくなり、勝手に東京に帰る。男、説得して連れ戻す。
そこまではまあ(グダグダだが)許すとしても、その短期間のうちにいつの間にやら男がカジノで大借金を背負い込んだことになっており、さんざん周囲の善良な人々に迷惑を掛けた挙句、結局は拳銃を持って事務所突入というお決まりの展開で幕。
悪役のヤクザ「なんでお前(主人公の男)ばっかり愛されるんじゃ!?」
いや本当にわかりません。
そりゃ、田舎の悪習とか関係なしにこんな二人「世界に軽蔑され」(キャッチコピー)ますよ……。
中上健次由来の熊野の風景が見れただけでも良しとします。