この本を買おうとか検索する人は、すでに同じキャンブックスの同じ著者の、
「全国軽便鉄道」を持っている人、既読の人ではないか。私もそうですが、
その読者からすると、こちらは全体的にスカスカした感じしかしない。
前作はぎっしりと写真や文章が詰め込まれた名作本であったが、
今回の本の行間をあけて横書きされた感じが、どうしても前作と比べてしまうと
内容が少なく感じてしまう。
逆に、「前回は知識詰め込みすぎだったので今回は見やすいものを」
といった要望があったのかもしれないが、
この著者は軽便鉄道にたいへん博識のようだから、
それなら初めから東西日本で2冊版にするか、
今作も前回とは別角度の「ぎっしり知識本」にするか、
どちらかにしたかった。
これで初めて軽便鉄道を勉強する人には良い入門書だが、
前作「全国軽便鉄道」を持っている人はその1冊で十分。