昨年の「夏道」より全体的にスロービートな曲が多い感じですね。 ジャケットでは、Takanakaが万平ホテルのバー(ジョンレノンがよく訪れたバー)でうたたねをしているショット、ジョンレノンにカクテルをサーブしたこともあるバーテンダーの小澤孝道さんとのショット、そしてTakanaka自身でカクテルをシェイクしているショットなど。今回のアルバムはTakanakaが作るミュージックカクテル。 昨年リリースの「夏道」は関越道から上信越道を走らせ軽井沢に向けてのドライブに聴くのにぴったりのアルバム、そして、今回は涼しい軽井沢のリゾートライフを楽しく演出させてくれるアルバム、というのが自分なりの感想です。 それでは、それぞれのナンバーについての印象をお伝えしましょう。
1.風がいいよね
軽井沢について、広い国道18号を走る..窓を開け軽井沢の涼しい風を浴びてゆっくり車を走らせよう。
2.TONO
加藤和彦さんへのレクイエム。ストリングスをバックに哀愁に満ちたチューンが静かに響きわたる。
3.月と金星
軽井沢の山の上に浮かぶ月と金星。曇った夜空に浮かぶ、月と金星。
4.WINDING ROAD
碓井・軽井沢ICあたりをドライブするときの爽快感らしいです。そろそろヒートアップしてきたか、Takanakaのアルバムにはいつもこんなハードな曲が入っている。たぶん、綺麗な旋律の曲作りに疲れ、ストレスがたまったころにこんな曲が生まれるのかな、と思いました。
5.卒業〜蜃気楼の山へ ハイハットとパーカッション。バイオレントなナンバーの後は静かな曲を、ということで、この曲は来年小学校を卒業する娘さんに捧げた曲とのことです。父親の娘に対する思いが伝わってきます。
6.Blue Lagoon Surf 2010ヴァージョン。
このナンバーこそ、4.の碓井・軽井沢の高速を飛ばすのにぴったりという感じがする。オリジナルよりもテンポが上がっています。年輪を重ねてますますupbeatになったか。
7.ミステリーの小経
Takanaka流のジョーク、あるいは、遊び心、が今回にも登場しています。 ミステリアスな旋律が続き、結末はと思ったら、ナレーションが入りました。ギターを泣かせたり、声を入れたりというもの面白いアイデアですね(このナレーションは好き好きがある、ただ、ドライブ中に聴くにはちょうどいいブレイクかな)。
8.キツツキ
車の窓を全開にして、軽井沢の森のなかを走らせ、マイナスイオンを一杯に吸い込む。 「デユ、デユ」とサンプリングが使われている。
9.BBQ
ひぐらしの鳴く声、サンプリングを使って、軽井沢の夕暮れ時を連想させます。 どうやら、宇宙人とバーベキューをしてるらしいですよ。
10.LAGOON DAYDREAM
最後はTakanakaサウンドパワー全開。強烈な8ビートのドラムサウンドとギターチューンが軽井沢の真っ青な空に突き刺さる。
気分はリゾート!
だれでもがhappyになれるアルバムです。