タイトルは「軽やか」確かに、本当に必要なものだけを持って、
でもトレイルの時、金属のコッヘルじゃなくて、
漆のお椀でご飯食べようよ、という著者のエッセイのような
半自叙伝のようなお話。
軽やかというタイトルとは違って、私の心にはずっしりくるものがありました。
考え方、人との接し方、そして意外や意外、百瀬博教さんが出てきたり。
あいさつ、正直、親切、人を信じる、ということ
人に好きになってもらう、ということ、
いろいろなことが真摯につづられています。
私の心は軽くなったと同時に、何かがずしっと来ました。
いい本です。
現在、「暮らしの手帖」の編集長もされているそうですが、
松浦さんが編集長になられてから、この雑誌も
とても魅力的になった、と思います。
著書内にありますが、高校を中退されたので学歴は「中卒」の松浦さん。
でも、大学でも大学院でも学べないような、人生の深みを
知っている方だな、と思います。
すごく素敵な本だし、「なんとなくこぎれいで苦労知らず」と勝手に
思っていたのですが、ところがどっこい、いろいろ土臭く汗臭く
苦労されている方、ということも分かりました。
いい本です。ぜひご一読を。