結論から言おう。
この本に書かれていることこそ、軽くて深い。
いやいや、陽水の音楽・歌詞というよりも、「井上陽水」という
人間性の魅力をもとに、本当の大人とはどういうことなのか、大
人の心得るべき品性・知性について書かれている本。
しかし、哲学書や説教本では決してない。
井上陽水をあまり知らない人や、あの独特の風貌に誤解を持って
いる人は、この本から井上陽水という人物や音楽に興味をもつか
もしれない。
私なりの陽水像が勝手にでき上がっているけども、著者である齋
藤さんの陽水像に大きく頷けるところが多くてビックリです。
やはり、わかっている人はわかっているのだなぁと。
蛇足だが、
超訳 ニーチェの言葉も同時に読んでみると面白
いかもしれない。
本でも触れているが、私も陽水は日本音楽界のニーチェと思うから。
読み終えて、陽水はもちろんのこと、著者の齋藤さんにも好感をもてた。