「ガン病棟のピーターラビット」から後、
肝臓にガンが転移してからのことを書き綴った著者の日記です。
“私は書かないとダメなんだ!”
という思いに突き動かされるように、
体調の許す限り、著者はこの日記と様々な作品を書き続けます。
日記には、病院でのガン治療のことに加えて、
毎日の食事や外出の際に身につけた着物のこと、
馴染みの店や周囲の人々との交流の様子などが書かれています。
当たり前のように繰り返される1日1日を、
著者はとても大切にされていたということがひしひしと伝わってきます。
最後に残された「ま」の文字は、
「まだ書きたい!生きたい!」という文章だったと思われてなりません。
死にゆく自分を見つめながら、最後まで文章を書き続けた著者…
まだまだ生きて、多くの作品を紡いで欲しかったです。
改めて、亡くなった著者のご冥福をお祈りします。