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5つ星のうち 5.0
小林聡美の出世作, 2006/1/22
レビュー対象商品: 転校生 [DVD] (DVD)
小林聡美に尽きる。 男の心が乗り移った女子高生の役という極めて難しい設定であるが もう開き直って 嵌まりきった演技は見ていて 爽快の一言に尽きる。この役を引き受けることは 女優として極めてリスキーであったろう。どういう事情やいかなる気合でそれを受けたのか。小林聡美に一度聞いてみたいが そのきっぷの良さたるやいかに。この役をやったことが 彼女の一生のキャリアの礎石になったと言っても過言ではないと思う。大林は 小林にこの役を済まないと思って 「廃市」でしっとりとした役を用意したと言っているが どうしてやはりこれが彼女の なんと言っても「出世作」である。 今は三谷幸喜の奥様にもなってしまい エッセイストとしても異能を見せる小林聡美という女優は これからが楽しみな 恐るべきお方である。小生は 言うまでもないのだが 大ファンです。
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5つ星のうち 5.0
「さよなら、オレ!」、「さよなら、ワタシ!」の名セリフが忘れられない不朽の名作。, 2006/8/27
レビュー対象商品: 転校生 [DVD] (DVD)
今更コメントするまでもなく、日本青春映画史上屈指の名作。今年の夏ももう終わりだが、私にとっては、夏が来る毎に、何度も観直したくなる生涯忘れえぬ傑作だ。 瓦葺の日本家屋、石畳に狭い古道と坂道が印象的な、古き良き原日本的な風景を持つ尾道を舞台に繰り広げられる少年と少女の「異性」、「勇気」、「性」、「憧憬」といった思春期特有の感情の動きが、ユーモアたっぷりに、時に切なく、時に生真面目に、優しくたおやかに描かれる。 最初は、各々の肉体が入れ変わってしまうことにおおいに混乱するものの、次第に自分の中の他者を受け入れ、相手を理解しようと試みることで、他者の痛みが共有でき、思いやりが生まれ、かけがえのない存在になっていく。何と素晴らしいテーマだろう! そして、ラストの8mmフィルムの中での、「さよなら、オレ!」、「さよなら、ワタシ!」の連呼と共にフェード・アウトしていく彼女の姿に、観る者の目頭が熱くなってしまうのは、自らの思春期を映画の中で追体験し、それぞれがすっかり忘れ去っていたかけがえのない“何か”を思い出しつつも、決して取り戻すことが出来ない“それ”への別れがオーバー・ラップされるからに他ならないと思う。
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5つ星のうち 5.0
忘れ得ぬ作品, 2006/10/28
レビュー対象商品: 転校生 [DVD] (DVD)
私にとって忘れることの出来ない作品です。 大学生の時に見て惚れ込み、各地の劇場を2番館、3番館まで追いかけて 十数回見まくりました。その上、尾道まで旅行をしてしまったことは 言うまでもありません(ありがちなパターンですが、笑)。 この映画をリアルタイムに見た者として豆知識を一つ。 一美(中身は一夫)が母親と水着を買いに行った帰りに喫茶店に寄りますが、 その場面のBGM、私が知っているだけで3バージョンあります。 1. 劇場公開時:ユーミンの「守ってあげたい」 2. LD収録版:チェロか何かの弦楽曲 3. DVD収録版:良く聞こえないけれど、男性?の歌 自分としては「守ってあげたい」が一番しっくりとするのだけれど、 版権の問題でもあったのか、それともこの歌はあくまでも『ねらわれた学園』の 主題歌ということか、理由はわかりませんが残念です。監督の意向なのかな?
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