端島閉山前の生活を示すモノクロ写真集です。端島関連書物は絶版になるものが多い中、この本は'95年の発刊から現在でも入手できる数少ない書物です。
文を担当しているのが阿久井教授、そう軍艦島実測調査資料集(東京電気大学)で知られる方です。ですから、この本の魅力の1つには写真に加えた詳しい、専門家ならではの解説です。
この本では閉山前の島民の生活が見えます。折からの廃墟ブームで端島の落書き等の問題は加速気味の様ですが、この本でこの島を古里とする人がまだ沢山いることを実感できるでしょう。
廃墟芸術ではなく、歴史資料と言えるでしょう。