「軍艦アパート」という勇ましい建物とは?
大阪の長屋の改良を目的とした鉄筋コンクリートの当時の最先端モダン住宅が、建築から80年の間に住民の住みやすいように増改築されたという迫力アパート。煙突から煙がでる風景から軍艦とニックネームがついたとのことですが…。
東京だと同潤会みたいな感じ?と思い開いたら、もっと生活力溢れまくりの建築とインテリア(?)に見入りました。
「寿」印の赤い座布団やガラス箱に入ったフリルスカートのお人形…な昭和の雰囲気な部屋もあれば、学生さんと思われるすっきり収納!な部屋もあり。老若男女、人の生活の匂いと温度が感じられる写真でした。
17年間撮り続けられたということで、始めは建物の外側から、住民の方と交流が始まりお家の中に入っていくという流れに月日と親密さが感じられ、「写真はとりにいくものではなく、いただきにいくものだと分かった」と書かれていたあとがきがとても心に残りました。