79年「ハート・オブ・グラス」で全米NO.1を獲得したブロンディ。リード・ヴォーカルのデビーことデボラ・ハリーはこの時代のセックス・シンボル。今でいえばマドンナのようなスーパースターだった。時代は、パンク~ディスコ・ブーム。この流れに見事に乗った彼女の歌声は、日本でもあらゆるところで耳にすることが出来た。しかし、彼女たちが作り出したブロンディの音楽は、今聞いてもあのころの新鮮さを残したままである。デビー・ハリーはデビュー前にプレイボーイ・クラブのバニー・ガールなどをやったり下積みが長く、彼女の音楽を受け入れたのが80年代ということなのだろう。12曲目の「コール・ミー」は映画「アメリカン・ジゴロ」のテーマ曲でもある。このアルバムは、彼女たちのヒット曲が網羅されている。個人的には70年代~80年代のバブルに向かう時代を思い起こさせる。時代を伝える作品として、純粋な音楽作品としてお薦めの一枚です。