なじみ深い雑草がたくさん紹介されている。イラストがまたリアルなので、とてもわかりやすく、「ああ、あの植物はこういう名前なんだ」ということがよくわかる。それぞれの植物の季節ごとの生き方、子孫の増やし方、外来植物の場合はいつ、どうやって日本にやってきたのか。それらについてわかりやすく説明してくれている文章。
ただ、惜しいな、と思ったのは擬人化していること。擬人化されていること自体は読みやすさにつながっていて、いいなと思う部分もあるのだが、時に植物とは関係ないエピソードがやや長い時があって、読んでいてリズムが乱れる時があった。「ここの段落はない方がもっと読みやすいな」と感じるところもあった。その分、もう少しその植物について詳しく書いてもらえたら、もっと良かったかな、と。でも、楽しい気分になる1冊だった。