学習参考書なども手がける版元の書籍らしく、効率よく「万が一の場合」の
手続き一切を「知ること」ができる本です。
「わかる」ためにはより詳しい本を調べたり、役所の窓口、税理士さんなど専門家に
確認しなければならない部分も多々あると思いますが、これだけ必要事項を
必要になる流れに沿ってまとめてくれていれば、最悪、万が一のことがあってから読んでも、
自分が何をしなければならないか一通り把握することができ、「そもそも何をどこに聞きに
行ったらいいのかさえ分からずパニックになる」というような事態を避けられるでしょう。
サブタイトルに「相続対策まで」とありますが、「節税指南書」ではありません。
普通に相続税の基本的なことが書いてある程度です。
そういう意味で期待しすぎるのはどうかと思いますが、「知っていても
スゴク得するわけではない」けれども、「知らなかったら損をするかもしれない」
という内容がフォローされているというのは大事なことであります。
最近、雑誌の別冊などでも葬儀、相続についての本があちこち出ていますが、
そういう余計な広告が入っているものよりはこういう書籍の方が読みやすく、
分かりやすいと思います。