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身近なもので生き延びろ―知恵と工夫で大災害に勝つ (新潮文庫)
 
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身近なもので生き延びろ―知恵と工夫で大災害に勝つ (新潮文庫) [文庫]

西村 淳
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

グラッときた→家族の名前を呼ぶ→幸い皆無事→落ち着いて避難…しようと思って愕然→防災グッズは瓦礫の下だ!さあ、頭を使いましょう。今手に入るものを使って、生きる工夫をしなければ!究極のサバイバル技術を身につけた現役海上保安庁職員であり、厳しい環境の南極の冬を2回も乗り切った著者が、その知恵と経験を生かして、誰もが近々遭遇するかもしれない大災害への対処法を伝授。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

西村 淳
1952(昭和27)年、北海道留萌市生れ。網走南ヶ丘高校卒業後、舞鶴海上保安学校へ。巡視船勤務の海上保安官となる。第30次南極観測隊、第38次南極観測隊ドーム基地越冬隊に参加。陸にいる時は、講演会、料理講習会、TV/ラジオ出演などで忙しい。2006(平成18)年4月から巡視船みうらの教官兼主任主計士として、海猿のタマゴたちに囲まれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 211ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/08)
  • ISBN-10: 410115354X
  • ISBN-13: 978-4101153544
  • 発売日: 2008/08
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By 力ス夕マ一 トップ100レビュアー
形式:文庫
2011年の東日本大震災を受けて災害対策にしようと
この本を手に取ると、ちょっとショックを受けると思う。
この本はあの「面白南極料理人」シリーズの流れを汲んだもので
著者の軽妙な(?)怒涛の面白トークのファンか、
「ああ、こういう文体なのね」と理解できる
心に余裕のある状況でないと「ナンだこの脱線ぶりは!」とか
「おちゃらけすぎてんじゃないのかこの非常時に!」とか
なりかねない著者独特の語り口だからだ。
たしかに、牛乳パックやバターでろうそくを作る方法とか
簡易トイレの作り方、新聞紙やゴミ袋で暖をとる方法など
細かいハウツーやtipsなども紹介しており、参考になるとは思うが
半分は南極や海上保安時の極限状態でのエピソードであり
マニュアル本ではなく面白読み物であると思ったほうがよい。
むしろサバイバル時に必要なのは、パニックにならず一服してから
立ち上がる胆力と創意工夫、そして勇気と「笑顔」であるという
たくましくも力強い「心構え」を感じ取る本であると言える。
Don't think. Feel.
また、不肖・宮嶋氏があとがきで述べた「災害の準備は悲観的に準備し
おこってしまったら楽観的に対処する」という一文はけだし名言。
災害時にこんな人がお父さんだったら(平時にはともかくとして、だ)
もしくは避難所にこんな人がいたら、すごく心強いと思う。
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23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 サバイバルのために、身近なものを利用していかに生き延びるかの様々なアイデアを書いた本。たとえば、週刊誌のヘルメット、紙おむつのトイレ、乾電池と金属たわしでの火のおこし方などなどである。

 この本に書かれているサバイバルのアイデアは、かなりシビアな状況で長期戦を覚悟してのサバイバル術のような気がする。しかも、災害時に本当に有効か首をかしげるものもある。たとえば、「ブルーシートで雨水を集めて水を確保する」というようなことは、現代日本で一般的に想定される災害で必要だろうか。
 一般に「救助がくるまでの3日間を独力で生き抜いて」と言われていることからすると、実践的な対処法の参考にするためには、もっと別の本のほうがふさわしい気がする。

 むしろ、著者は、多くのページを費やして、南極観測隊での2回の越冬経験のエピソードを独特の奔放な文体で書いており、私にとっては南極でのエピソードの方が興味深かった。その意味では、「実践的な災害対策本」というようよりは、「著者の奔放な南極体験談」と考えた方がふさわしいかもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
著者の南極越冬経験に裏打ちされた様々なサバイバル術が面白可笑しく解説されています。文章が脱線ばっかりで読みにくいという処もなくはないですが、要点がまとめられたイラストを眺めるだけでも十分に参考になります。防災グッズが手元になくて、途方に暮れそうな時に、本書の内容(技&心意気)が頭にあれば、「なんくるないさ。♪ケセラセラ〜」と対処できそうですョ。(^-^)v

個人的に面白いと思ったモノは、
・簡易トイレの作り方(ダンボール&紙おむつ)、・生活用水の確保(簡易浄水器の作り方)、・確実な火のおこし方(電池+スチールたわし)、・ロウソクの作り方(牛乳パック、バター)、・防寒対策(サランラップ)、・タバコの使い方(殺虫剤、虫除け、血止め)

そして「小さな楽しみを心の中に作る」ことでストレス解消しましょう、という提言で本書の最後の章(震災ストレスを吹っ飛ばせ)が締められます。なんとかなるさ、と思うところから始めるという話は、南極越冬隊隊長の西堀栄三郎氏の著作(「南極越冬記」「技士道 十五ヶ条」)に通じるものがあるなと思った次第です。

本書を読み通すと、結局、一番大事な防災グッズは"自分の頭"なのだと気付かされますね。創意工夫と心意気で如何に乗り切るか、に尽きます。がんばろう、日本。
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