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身体感覚で「論語」を読みなおす。―古代中国の文字から
 
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身体感覚で「論語」を読みなおす。―古代中国の文字から [単行本]

安田 登
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容紹介

先行き不透明な現代、“生き方指南”は『論語』に求めよ!

『論語』は中国の春秋時代の思想家、孔子の言行や弟子たちとの問答などが記された書物。古来より、日本人の教養・考え方の基本には『論語』があった。

ただし、ここで重要なのは、はたして現代に伝わっている『論語』に書かれた文字は、孔子の生きた時代にも使われていたのだろうか、ということ。そこで本書では孔子時代の文字(甲骨文・金文)にさかのぼって、核心にせまる。

甲骨文はそもそも身体や動作を表したものが多い。まさにアニメーション。そんなアニメーションから、身体感覚を導きだし、その感覚で『論語』を読むと一体どうなるだろうか。

能と身体操作法ロルフィングに精通する著者が、身体作法の視点から新たに『論語』の知られざる秘密を解き明かす快著!

かの有名な「四十にして“惑”わず」は孔子の時代には「四十にして「或」わず」だった……。果たしてその意味とは。

松岡正剛氏大推薦!
「この10年で出会った、最も驚くべき異才である。
ここには、日本とアジアをつなぐ核心が、多様に躍如する。」

※『PRESIDENT』2010 1.18号に内田樹氏による書評が掲載されています。

内容(「BOOK」データベースより)

古来日本人の教養・考え方の基本にあった『論語』の核心を、孔子時代の文字と身体作法の視点から解き明かす力作。

登録情報

  • 単行本: 289ページ
  • 出版社: 春秋社 (2009/11/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4393436377
  • ISBN-13: 978-4393436370
  • 発売日: 2009/11/19
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By spoon
形式:単行本
『論語』の孔子ですが、正直、好きな人物ではありませんでした。

「四十而不惑」
四十にして惑わず。

いやいや、四十の自分を思い浮かべても、とてもそのような境地には辿りつけそうもありません。
『論語』は、神仙のような方の語録であり、私の生活とは関係のないものなのだ。
そんな気持ちを抱いていました。

しかし、この本、表紙からして、アンチ論語の私を惹きつけます。

===========================================================
※表紙からの引用※
「四十にして惑わず」、漢字のみで書けば「四十而不惑」。字数にして五文字。
この五文字の中で孔子時代には存在していなかった文字があります。
「惑」です。五文字の中で最も重要な文字です。
この重要な文字が孔子時代になかった……
===========================================================

そして、本文において、当時の文字から論語を紐解くという試みが成されています。
新たに私の眼前に現れた『論語』の文章にも驚いたのですが、著者である安田登の発想方法には脱帽せざる終えません。
当時の文字で考える、確かに言われてみれば当然のこと。
しかし、高校大学での漢文の授業ではそのような読み方は一度も紹介されませんでしたし、私も当時の文字で考えようとは思いつきもしませんでした。

読後、アンチ論語の私が宗旨替えをしたことは言うまでもありません。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By E=mc2 VINE™ メンバー
形式:単行本
近年急速に注目を浴びるようになった白川静の漢字学。学術教養系の評論誌で特集が組まれたり、白川学に対する識者のコメントを集めた本が出版されることも増えてきましたが、その大半が白川静の学問的土俵に接近することすらできておらず、それなりのレベルに届いているものは松岡正剛と三浦雅士の文章くらいではないかと思われます。

そのような中で登場した本書は、白川漢字学の遺産を同じ中国の代表的古典である「論語」の読解に実践的に活用して、ユニークな成果をあげている独創的な書物です。本書の特長は以下の三点です。

1.「心」(内省的意識)が発生したのが約3000年前と推定し、論語が当時の新概念であった「心」の問題を解決しようとしたマニュアルであると仮定したこと。
2.孔子がいた当時の漢字の原義に戻って、論語の内容を吟味していること(当時、「心」に関する漢字は少なかった!)。
3.漢字そのものを身体にまつわるシンボルとして捉え、そこに能楽者としての身体感覚をオーバーラップさせながら読み解いていること。

このような読解を行うことで、従来の論語本にありがちだった道徳的・体制擁護的な説教臭さがスッキリと抜け、体を使った学びを重視しつつ同時に宗教的でもある、実践的な問題解決のための教えを浮かび上がらせることに成功しています。

中国の古典を、当時の呪術的な世界観をベースに読み解くことで、そこに新しい意味を見出せることを発見したのが本書の手柄といえます。今後、白川静の学問的成果を活用した古典読解や歴史小説が多数登場してくることが予想されます。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
論語は黙読では理解できない。

幕藩制下の寺子屋、その他では音読が当たり前であった。
「美しい」やら、なんやらでなく、身体リズムと理解の間に通路が設けられていたのだろう。

そして、故白川静氏による古代の漢字論が加われば、すぐにその意味が納得できるだろう。

それらを含んだこの本はいまだ、過去の知恵を人生訓に貶めさない、本質的論語論と言える。
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