内容紹介
〈からだ〉の社会学 ― 生の基層へ
モース「身体技法」からバトラー『ジェンダー・トラブル』、マーフィー『ボディ・サイレント』、ハーグリーヴス『スポーツ・権力・文化』まで、身体をめぐる社会の諸相を浮き彫りにする23の名著解題。
【「社会学ベーシックス」とは?】
⇒ 社会学を学ぶ人にとってベーシックな文献を、分野ごとに全10巻+別巻1に分け各10ページでコンパクトにガイドするシリーズです。気鋭の若手から著名な研究者まで、第一線で活躍中の236人がナビゲーター。社会学および隣接する諸学がこれまで蓄積してきた知の財産目録を鳥瞰し、読者を本の森へと誘います。
【編者から読者のみなさんへ(井上俊・伊藤公雄)】
⇒ この「社会学ベーシックス」では、社会学の始祖の一人とされるモンテスキューからはじまって現代の社会学者・社会思想家に至るまで、彼ら彼女らが著わした280冊を超えるテキストを選び、そのエッセンスや理論の枠組み、著者たちのエピソード、さらに社会学研究への影響などを整理しています。
読者のみなさんは、このシリーズを読むことで、これまで考えてもみなかった「社会」の見方と出会っていただけると思います。それはきっと、見通しのきかない現代社会を生き抜くための有益な知的財産となるはずです。
社会学を専門に学ぼうとする方だけでなく、社会学的なものの見方や考え方に関心をもっている方に、広く読んでいただきたいと心から願っています。(世界思想社ホームページより抜粋)
●推薦! 上野千鶴子氏(社会学者・NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)
「ここにあるのは、社会を分析するためのツールの在庫、そしてそのツールを使ってみせたあざやかな切れ味の軌跡だ。ウェーバーもデュルケームも知らなくてよい。ウェーバーのように、デュルケームのように、自分の生きた社会に向き合えばよい。「社会学ベーシックス」の役割は、読んだふりして知識をひけらかす材料になるのではなく、気持ちをそそられて原典に向かうためのナビゲーターだ。先人たちの背をみれば、ははーん、こうやればよいのか、とわかってくる。今でも使いものになるツールと、使えないツールの区別もわかってくる。」(世界思想社ホームページより抜粋)
●推薦! 鷲田清一氏(哲学者・大阪大学総長)
「このシリーズには、生きるということと無縁な問題は一つもない。それらをどう問題として浮き彫りにするか、そういう思考の格闘の歴史がここには詰まっている。〈社会〉は、わたしたちをがんじがらめに括りつけながらも、同時に、他者たち、そしてモノたちとの、新しい関係をどんどん生成させてきた。わたしたちを括りつけるそういう見えない精緻なシステムに気づき、しかも意外なところに口を開けているその隙間、その綻びを見つけるためにも、このシリーズは役に立つとおもう。問わなければ姿を見せないのが〈社会〉だからだ。」(世界思想社ホームページより抜粋)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
井上 俊
大阪大学名誉教授
伊藤 公雄
京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)