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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
癌になって明らかになる自分の心と体の関係,
By 東翼別館 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 身体のいいなり (単行本)
作者の他の本、屠畜やトイレのルポはとても客観的で、対象物からちょっと距離を置いた、 どこかさっぱりとした文章がけっこう好きです。 また、ルポの対象がけっこう変わっているので、 いったいどんな人なんだろう・・と思っていました。 この本を読めば、だいぶ作者の人となりがわかります。 この本を手にとったきっかけは、帯のコピーです。 「38才で乳癌と診断されてから、なぜかどんどん健やかになっていく・・・」 という一文にひかれて購入しました。 作者が癌にかかってからのビフォーアフターが書いてあるのだけど、 決して、悲観的な本でなく、やはり客観的に自分と病気(身体)との関係が 淡々と描いてあるのが、妙におかしみを誘います。 癌になったことから、自分と体との関係を見直して、結果として以前よりも すっかり健康になる。さらには仕事を含めた生活が好転していく。 癌をきっかけにすべてがいい方向に進む・・と言えなくもない。 その逆転した視点がこの本の一番の読ませどころだと思う。 ただ、その道程で、治療の費用に困ったり、いままでの自分の腰痛やアトピーなどの病歴を振り返ったりと、 やっぱり悩みは尽きない。そのでこぼこ道が興味深かった。 (やっぱり職業ライターは、ふつうの人とは違うなあ。それに、実に赤裸々) 一口に癌と言ってもいろいろなようで、一筋縄ではいかないのだろうけど、 自分もいつかはなるかもしれない病気。 そんな癌や病気に対して、こんなふうに前向きに、身体と対話しながら 対処できたらなあと思いました。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
心身の調和について考えさせられた,
By
レビュー対象商品: 身体のいいなり (単行本)
帯の「38歳で乳癌」という文字、闘病記だ、それも女性にはかなり重いであろう乳癌、でもなんか気になる帯の「なぜか どんどん健やかに」の文字、そして何よりこの表紙、びろんと 胸をめくってる上に舌まで出してます。 うーん、こちらは男なので理解しがたい事なんだろうと思って みるけどなんか違和感、この違和感を理解したいというのが 動機で読んでみました。 さて、とにかく乳癌の闘病記だから重いのは覚悟して読み始め ると、著者の性格なのか生活環境の影響なのか、サバサバと していて意外な感じ、いや決して軽いとか簡単という訳では なくそれなりに大変だなあとは解るんですが覚悟して読み始め たこともあってちょっと置いてけぼりな妙な気分 さらに読み進めるうちに解ってきたのは、実際に置いてけぼり なっているのは著者自身の身体なんじゃないかということ、 そしてそんな感じの著者が身体の要求に向き合うことによって 心身の関係を見直し、調和を取り戻すと共に肉体面だけでなく 精神的な面でもより安定した状態になっていく様子を興味深く 読むことができました。 そんな訳で心と体はやっぱり不可分なんだなあと改めて納得、 こういう事を考えるいい機会を与えてもらうことにもなり、 読んでみてとても良かったです。 また、著者の方の明日をも知れない状態での前向きな姿勢と 病院(特に婦人科の環境)ってこういう感じなんだということ は大変勉強になりました。。。たしかに妊産婦さんと病気で 入院してる人は分けてあげるべきだよなあ、うん。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
タイトルがいい,
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レビュー対象商品: 身体のいいなり (単行本)
この本はタイトルと、帯のコピーが一番良いです。そこに引かれて手に取った人は結構いるのではないでしょうか。 中身は、私が期待していたものとはちょっと違いました。 私は病を得てから体の欲求に素直に従って…という部分でどういう欲求に従ったのか、健康情報的な有益な内容があるのでは、という気持ちで読んだのですが…そういうものはあまりないです。 癌と診断される前と後の身辺雑記でした。 本自体は読みやすく、するすると一気に読めてしまいます。 ただ著者がなんというか…文中でご本人も何度かかかれてましたが「めんどくさい」考え方をする方のようで、そのあたりがあまり共感できなくて疲れました。
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