終章が、本書の結論であるとみました。
自己啓発ブームも一役買っていますが、努力すれば何でも達成できると考えるところに無理があります。
自分の「体癖」によって苦手なことや、できないことが確実にあると述べられています。
そうすると、今のままの自分に肯定感を持つことが楽に生きるコツと気付かされます。
「体癖」は、野口整体の創始者、野口晴哉によって提唱されたものです。
同じものを持っても、顔を歪める人、肩に力を集める人、腰に力を集める人あり。
風邪をひいても、咳がいつまでも残る人、下痢をする人、尿の具合が悪くなる人等など。
つまり、人それぞれ、体の癖があるということです。「体癖」は、12種類に分類されています。
本書では、著者の経験を通じた「体癖」、さらに、体癖の相性の解説がされています。
野口晴哉著、整体入門で「体癖」が分かりづらいと思われた方は、一読されるとよいでしょう。
健康体とは、リラックスできる身体です。しかし、普段の生活の中で、身体の内側から感じる力が損なわれる
ことが原因で、リラックスできづらくなります。
顔を触ったとき、「さわられている」と感じられてほうがよりリラックスしている、というのは分かりやすい
判断基準です。このような観点を示しながら、感じる力を回復する方法を紹介しています。