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身体で考える。
 
 

身体で考える。 [単行本]

内田 樹 , 成瀬 雅春
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

■街場の身体論
くじけない心と身体をつくる!
思想家にして武道家のウチダ先生と
「ヨーガ行者の王」による、
今を生き抜く英知が詰まった対談集!
■ 身体で考えられる人は、
周囲の動きや誤った情報に惑わせられることなく、
自分のなかで鳴る危険信号を聞くことができるんです。
周囲が『ただちに被害は出ない』『東京は安全だ』と言っても、
そうした言葉に惑わされずに身体が鳴らす危険信号を聞き、
すぐに行動できるわけです--成瀬雅春
■ 不思議なもので、
自分が幸福になるために何をすればいいのかと考えると、
どうしたらいいかよくわからないんですけれど、
周りのみんなが幸福になるために何をすればいいのかは
すごくハッキリと見えてくるんです--内田 樹

内容(「BOOK」データベースより)

くじけない心と身体をつくる、街場の身体論。思想家にして武道家のウチダ先生と「ヨーガ行者の王」による、今を生き抜く英知が詰まった対談集。

登録情報

  • 単行本: 277ページ
  • 出版社: マキノ出版 (2011/6/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4837671594
  • ISBN-13: 978-4837671596
  • 発売日: 2011/6/15
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By バジル VINE™ メンバー
最近つくづく頭(正確に言えば情報による不安)でしか考えてないな・・
と危機感を持っています。体調も気分もモヤモヤしているし。

そこにこのタイトル!
お二人とも名前は存じておりましたが、著書を読んだことはありませんでした。

助走無しの濃い話で「ついて行けない」と思ったり
達人過ぎるレベルの高い話に眉唾ながら憧れたりと
身体で考える人達の輪郭の濃さ、確実さを感じました。

もっと身体のセンサーをセンシティブにしていこう!
そう決意しました。

最後に「頭も身体の一部です」と書かれていました。
「やられた!」です。
そう、頭も大切ですね。

器の大きな両者のせいか読後不思議と爽やか、晴れやかな気持ちになり
「くよくよしたってしょうがない。なんとかやっていくかーー!」
と元気になります。
それがこの本の一番の醍醐味と思います。
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21 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By トップ500レビュアー
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何故、人間は身体にとって不便・不利な直立二足歩行を選んだのだろうか。
定型がない身体運用の自由を獲得することによってサルと分岐したのではなかろうか。
歩き方は、民族により様々でありそれは思想でもある。

日本の「能」のシテ方の摺足は、ワキ方や、地謡や、囃子方や作り物の「シグナル」の発信に反応しながら歩く。
舞台の響きに人、物が任せている。
「種族の思想」の身体化と言っていい。
武道においては、「いきなり始める」。ちょっと待ってよ、とは言えない。
共通することは、境界線の感覚がとても重要ということである。
「場」と言ってもいいし、「結界」と言ってもいい。
それは、物理学的な何もない空間でなく言葉では表現しにくいが、敢えてするとすれば瀑布の奥底にある通奏低音のような「ざわめき」、「ざわざわ感」を感じることによって知る空間のことである。(仏像の光背はその視覚的表現であろう)

それではその時、時間はどうなっているだろうか。
「ナノヨーガ」ーナノレベルの感性を持つーが提唱されている。例えば、首を一周回するとき200〜300回のチェックポイントが見つかる(成瀬)
武道では「精密な身体の割り」と表現する(内田)
その時、時間は非常にゆっくり流れているように感じられる。
そして、瞬間、瞬間に身体を細かく使えるようになる。

3.11は、科学主義(適用範囲が非常に限定的)から現代の日本人が失いつつある「身体」で考える(他に頼らず自分の感性、頭で判断する)契機になるのではないか。ということが9.11でも3.11でも感覚の非常に鋭い人が相当数いた例をあげて語られている。
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