お約束の身代わりモノなんですが・・・
好きなんですよねぇ、このパターン。
使い古されているこのパターンに、嫌気がさす方もいらっしゃると思います。
しかし、個人的に好きなので読んでしまいます。
そしてこういうパターンモノの作品にありがちな、適当さが無かったので読んでて楽しかった。
設定や文章やセリフも好感が持てる描き方で、一気読みしてしまいました。
恋愛面では、攻めの柏木が大人の余裕あるセリフでツボをついてきましたし、Hの時にも萌えを感じさせてくれました。
秀人(ひでと)の控えめな性格も、ウジウジとしたものでなく、芯のある恋心だったので好感が持てます。
ただ・・・
難を書くなら、柏木と秀人の恋愛に至るまでをもう少し書いてあったならもっとすっきり感情移入しやすかったのにな、と思う。
結局ストーリー自体はひねりがあるとかじゃないので、☆は4つをつけました。
双子の雅人(まさと)の行動も、理由づけとしてはちょっとどうなのかとも思うし。
だけどラストの迎え方とか、陳腐かもしれないけど大好物な感じなので・・・
個人的に萌えるかどうかでは、☆4、5。ストーリーが納得出来たかどうかでは☆3、5。
作品全体に好感が持てたかどうかでは、☆4です。
あ、あとイラストが高座朗さんですが、表紙と見開きしかイラストが描かれていません。
中の白黒イラストは無いです、文章のみ。大人の事情がありそうなので、仕方無いんでしょうね。
出来れば、もう少し読んでいたかった作品でした。