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身の上話 (光文社文庫)
 
 

身の上話 (光文社文庫) [文庫]

佐藤 正午
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

この主人公の流され方に、自分は違うと言い切れますか。人間・人生の不可思議をとことん突きつめる、著者の新たな代表作の誕生。 --このテキストは、 単行本(ソフトカバー) 版に関連付けられています。

著者について

1955年、佐世保市生まれ、在住。83年『「永遠の1/2』で第七回すばる文学賞を受賞。著書に『彼女について知ることのすべて』、『Y』、『ジャンプ』、『5』、『アンダーリポート』など多数。かつてインタビューに、カマボコを切って並べたような、張り合いのない文章を読まされても読者は迷惑だろうし「面白い小説を、まともな文章で書きたいだけ」と答えている。エッセイ集『小説の読み書き』では、小説家の書くまともな文章についての具体的な考察がなされている。デビューから25年、円熟期を迎えた小説家の、神経が隅々に行き渡る文章なればこそ、読み出したら止められない本作が生み出された。 --このテキストは、 単行本(ソフトカバー) 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 471ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/11/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334763200
  • ISBN-13: 978-4334763206
  • 発売日: 2011/11/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 118,983位 (本のベストセラーを見る)
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
キッズレビュー
形式:単行本(ソフトカバー)
んー。某局の書評番組で非常に高い評価だったので期待して読んだのですが、期待が大きかっただけに
話がぶっ飛んでる感が否めなかった。具体的にはなかなか表現できないが、通常ありえない出来事が次
々遠慮なく起きるので、読み進めるうちに何が起きても新鮮な驚きがなくなっていく感じがした。おま
けに最後にあんな展開とはなぁ…。
宝くじのところまではこの後何が起きるのか期待感が大きかったので、その後の展開をまったく違うパ
ターンでもっと面白くできたのではないかと残念な感じがした。
文体はすごく読みやすく、時間つぶしにはいいかな。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
 地方の書店に勤める23歳の平凡な女性・ミチルが主人公。流されやすいというか、ぼーっとした感じのミチルが、妻帯者のセールスマンとなりゆき任せの関係をもち、これまたなりゆきでそのセールスマンを追って東京に出る。その際に買った宝くじが一等の2億円に当選していたことからさまざまな波乱に遭遇していく。

 一気に読める。読み始めたらとまらず、最後まで読み通してしまった。主人公のミチルの人物造形がうまいと思う。地方在住で、特段の才能も特技もなく、別に道徳にうるさいわけでもない女性だとだいたいこんな感じではないか。そういう平凡な女性が、ちょっとの気まぐれから駆け落ちもどきのことをしてみたら、それまでの日常とはまったく違う事態に陥っていく。ひょっとしたら自分にも、ちょっとした歯車のズレからそういう人生が待っているかもしれない、という奇妙な気分にさせる小説である。

 本書の著者紹介にわざわざ「神経が隅々にまで行き渡る文章」で書かれているとあるが、たしかに文章はうまい。美文というわけではないが非常にこなれた文章だから、文章にひっかかることなく、すなおに作品世界に没入できる。最近の小説としては、改行や会話文が比較的少なく、文章が詰まっている印象を与えるページが多いのだが、読みにくいと感じることはまったくなかった。

 出てくる登場人物は、少々精神的に病んでいるのかなと思われる二人を除いて、みな良くも悪くも平凡。平均かそれ以下の倫理観の持ち主。それだからか、全体的な読後感は、かわいた、乾燥した感じをもたらす。

 病んでいそうな二人が突拍子もない行動をとるから、物語は動く。ほかのいくつかのレビューが触れているように、そこに不自然さを感じなくもない。だが、作者の文章の力なのか、私の場合は、不自然さよりも、普通だと思っていたけど実は歪んだ性格の持ち主だったという恐怖をうまく描き出していると感じだ。

 人生を不確実さ、不安定さを描いた佳作だと思う。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By フォーク世代 トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
ミチルという地方都市に住む書店員の身の上話を将来ミチルと結婚することになる男の「私」
が語るというスタイルの作品です。
久太郎という彼氏がいながら取引先の妻子持ちの豊増と不倫、故郷を離れて東京に出るところ
までは恋愛小説かな?と思いながら読んでると予想外の展開が待ってる。職場の人間に頼まれ
た宝くじを余計に一枚買ったことが災いの始まりとなり1等2億円の当選金が災いを引き寄せ
ミチルの身に不幸をもたらす。大金で人生を狂わせる女の話かと思いきや、サスペンスになり
途中からとにかく予想を裏切りとんでもない方向に行く物語です。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
怖さは伝わるものの、疲れる作品。
「嘘」と「衝動」のために
人生を破滅させていく女と
その周辺人物の物語です。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: miyan☆ミ
「型のはまった日常」が現実なのか?
普段私たちは知らず知らず枠に嵌って生きている。そうした方が居心地が良いから。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: トモッキー
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おもしろい。
おもしろいし、スピードもあり、企画性を感じる。

だからだろうか。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/10 投稿者: きゅんたも
ブラックユーモア
私たちは何気なく地味に暮らしているようで、これだけの危険をはらんだ日常のど真ん中にいるのですよ、という警告もありの、今、読むのに大変面白い小説である。文体がまた手... 続きを読む
投稿日: 2010/4/9 投稿者: 麻冷
話題の本なので読んでみました。
思いつきのような失踪、宝くじ、そして.....
ありえないよねこんな話、と思いながらもぐいぐい読まされてしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/23 投稿者: penguin_mummy
あまりに適当な
評判がいいのでビックリしてます。
悪い意味での適当な展開にガッカリしました。物語に説得力がなさすぎでは?... 続きを読む
投稿日: 2010/3/22 投稿者: ラムセス
あー、楽しかった
「そろそろ少し読むか」と取り出したこの本、夜の12時に読み始めて3時まで一気に読んでしまいました。久しぶりに「本を読んだ!」という充実感を味わえました。続きを読む
投稿日: 2010/3/17 投稿者: 水中コイル
竹井輝夫とは?
地方都市で平凡に暮らす主人公ミチルが、ふとしたきっかけから人生を大きく逸脱していく物語です... 続きを読む
投稿日: 2010/2/17 投稿者: ひまなやま
構造の深さがいまいち
ほとんどの他の方のレビューと同意するところは、文章力の高さです。
なんだか、連続ドラマの秀逸な次回予告に踊らされるように、どうなるんだろう!... 続きを読む
投稿日: 2010/1/18 投稿者: Decision Science
一気読み必至。
とても、文章がうまいです。なかなかオチも見えません。
とにかく、次はどうなる?という好奇心をたくみに引っ張られて... 続きを読む
投稿日: 2010/1/7 投稿者: ペケ
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