☆最高位は大関で優勝を一回経験した、相撲取りの元大関、霧島一博さんはその甘いマスクから、【角界のアラン・ドロン】の異名を持ち、ボディービルで鍛え上げた強靭な肉体美と体格から【角界のヘラクレス】とも呼ばれました。その当時、最先端の肉体改造トレーニングを積極的に取り入れた霧島は相撲界では異端な存在であったといえるでしょう。元アメフト選手だったので突進力も常人を遥かに超える大迫力。ですが、技巧派の霧島さんの十八番の得意技はやはりその類い稀な怪力から繰り出される豪快な吊りだしです。馬力だけではなく、相手の力を逆に利用したり、オールラウンドな技を綿密に使いこなします。正々堂々な真っ向勝負を挑むその凛々しい姿には熱き男気と信念を感じました。実績も豊富。数多くの修羅場も耐え凌いできました。このように、他の力士とは一線を画している、クールで物静かな霧島一博さんの力士としての人間的な魅力も含め、苦難と紆余曲折の相撲人生、愛する家族のお話、喜怒哀楽の様々な思い出、そして、涙の引退までを綴る貴重にして、霧島ファンの方には大必見の素敵な感動の自伝本です!☆。