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踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫)
 
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踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫) [文庫]

北山 猛邦
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界一気弱な名探偵、お弁当持っておそるおそる不可能犯罪の謎解きに挑む──キュートでコミカル、しかし心は本格ミステリ。新世代ミステリの雄による大好評シリーズ文庫化。

内容(「BOOK」データベースより)

類稀な推理力を持つ友人の音野順のため、推理作家の白瀬白夜は仕事場の一角に探偵事務所を開設する。しかし当の音野は放っておくと暗いところへ暗いところへと逃げ込んでしまう、世界一気弱な名探偵だった。依頼人から持ち込まれた事件を解決するため、音野は白瀬に無理矢理引っ張り出され、おそるおそる事件現場に向かう。新世代ミステリの旗手が贈るユーモア・ミステリ第一弾。

登録情報

  • 文庫: 339ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2011/6/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4488419119
  • ISBN-13: 978-4488419110
  • 発売日: 2011/6/29
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 276,826位 (本のベストセラーを見る)
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By suihou トップ50レビュアー
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 この作者のトリッキーな作風にずっと興味をもって読んできました。特に『「ギロチン城」殺人事件』でのバイオメトリクス認証を逆手にとったトリックには、声もありませんでした。どれもすべて、ありえそうもないシチュエーション、ありえそうもない殺人。
 しかし、そのトリックが、論理のみを追求した結果、数学的(な整然たる)メタ現実、とでもいうようなものに昇華されているのは、それだけで感動に値しました。回りの人物配置は忘れても、そのトリックだけは、シュールな映像として脳裏にやきついています。

 この作品では、気弱な名探偵音野とワトソン役白瀬というミステリを支える枠構造を、以前の作品よりは強化し、生身の人間の努力を描こうとしているようでもあります。確かにふたりのキャラの対比や、事務所にいろいろなインテリアが導入されてゆくくだりなどは面白く読めます。けれどもやはり強烈に印象に残るのは、ふたりを含めての人間ドラマ以上に、「ハウダニット」、トリックです。(フーダニットにはほとんど!比重はかかっていません)。そしてそれでいいのだ、という気がします。
 そして音野の推理の道筋は読者には説明されず、彼は天才として最初からひらめくのみです。

 作者はモノを見つめながら、それがどんなふうに、現実の枠組みと違う使われかたをするか、違う素材だったら、またはとんでもない用途だったらどうなるのか、などなど凄まじいブレインストーミングを繰り返したのではないでしょうか。
 たとえば三話目。ポラロイドカメラでダイイングメッセージがとられていた場合、本当にダイイングメッセージだったのは何か? 
 あっ・・・としか言いようのないトリックでした。自分のいた枠がこわれて、広い世界へ出た快感を味わえます。 

 ミステリを突き抜けて、アリス的なシュールなメルヘン世界にまで到達してしまう、これは文学なのか、悟りなのか。一読をお勧めします。

 

 
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By 皐月
設定に惹かれ、衝動買いだったのですが……;
題になっている一話目「踊るジョーカー」で力尽きました。
トリックはなんだか机上の空論ぽっさが否めない、つっこみどころが多いものだし、
期待した設定も、うーん、宝の持ち腐れな感じが。

なんとなく、作者、名探偵コナンすきなんじゃないかな、と思いました。
うん、たぶん漫画にしたらまだ読めるトリック。
けどこれは小説だし、力押しでいけるほどしっかりしたトリックではないと思います。

唯一好きになれたのは、表紙かな。

本格ミステリ好きはやめておいたほうがいいかもしれません。
逆に、今流行の「謎解きはディナーの後で」が好きな人は、もしかしたらいけるかも。
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