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路上の夢―新宿ホームレス物語 (講談社文庫)
 
 

路上の夢―新宿ホームレス物語 (講談社文庫) [文庫]

中村 智志
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自由、そして気まま だけど苛酷な毎日
明日をも知れぬ路上生活を描く講談社ノンフィクション賞受賞作!

失業率5パーセントを超え、誰もが明日が見えない不安を抱えて歩む時代。路上で生きる人々の姿も、他人事ではなく日常の都市風景となった。自由で苛酷な彼らの世界に分け入り、暮らし、心情、人生、社会や家族との葛藤を克明に描いた講談社ノンフィクション賞受賞作! 〈『段ボールハウスで見る夢』を改題〉

著者について

■中村智志/昭【撮影】(なかむらさとし/ぱえそ)
【中村智志】
1964年東京都生まれ。’87年、上智大学文学部卒業。同年、朝日新聞社入社。「週刊朝日」編集部に在籍していた''93年12月より、新宿西口の段ボールハウスで生活する人々の取材をはじめる。本書は第20回講談社ノンフィクション賞を受賞した。聞き書き『新宿ホームレスの歌――「放浪歌人の70余年』(朝日新聞社)がある。
【昭】
1956年福岡県生まれ。在日朝鮮人2.5世。’76年、東京写真大学卒業。出版社嘱託の後、’83年よりフリー。第28回平凡社太陽賞準賞。’96年より新宿、大阪、ソウル等で写真展「新宿ダンボールハウス」を開催。『中世を創った人びと』(新書館)、『魂の流れゆく果て』(光文社)でも写真を担当している。

登録情報

  • 文庫: 338ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/01)
  • ISBN-10: 4062733501
  • ISBN-13: 978-4062733502
  • 発売日: 2002/01
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 721,153位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
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お勧め! 2004/9/26
By カスタマー
形式:文庫
この本には多種多様なホームレスが登場する。彼らは、路上生活を始めるときには、それほど長く続くとは思っていなかったはずだ。しかし、いったん社会や家族、友人などと絆を切れしまうと、なかなか元の生活には戻れない。誰もがいとも簡単に社会と隔絶されてしまう、生きる寄る辺のなさが描かれている。

それと同時に、どんな状況でも、人は人と生きようとする姿も浮かび上がってくる。50歳を超えた男性ホームレスが3人で暮らし、お互いを「お父さん、お母さん、娘」と呼び合っている。同性愛者のホームレスは、路上で仲間に祝ってもらった誕生日に、「こんな底まで来て、(一緒に)笑える人間に出会った。今の方が幸せ。サッチみたいな友達ができて」と語る。

人が人とともに生きることの意味、家族や共同体など群れで生きるとはどういうことかなど、いろいろ考えさせられた。数年前に書かれたものだが、古びたところは一切ない。今後もぜひ読み継がれていって欲しい、☆5つでは足りないほどのノンフィクションの名著である。

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