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跋扈する怨霊―祟りと鎮魂の日本史 (歴史文化ライブラリー)
 
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跋扈する怨霊―祟りと鎮魂の日本史 (歴史文化ライブラリー) [単行本]

山田 雄司
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

長屋王、菅原道真、崇徳院…。非業の死を遂げ、祟りや災いを起こした怨霊は、為政者により丁寧に祀られた。虚実とりまぜて論じられがちな怨霊の創出と鎮魂の実態を実際の史料に基づいて辿り、怨霊を時代の中に位置づける。

レビュー

担当編集者より
政敵だった藤原四兄弟が相次いで疫病に斃れたことから、怨霊が意識される嚆矢となった長屋王。実兄・桓武天皇を怖気立たせ、ついには平安京遷都を決意させるに至らしめた早良親王。雷神として天変地異の原因と怖れられながら、のちに崇敬の対象へと華麗な転身を遂げた菅原道真。『太平記』や『雨月物語』に描かれ、近代にまでその怨恨を及ぼした日本最大の怨霊、崇徳院。政争に敗れ、あるいは無実の罪を着せられ非業の死を遂げた人物は、災異や疫病をもたらす怨霊として人びとに怖れられました。それらは物語や説話を通してうかがい知ることができますが、少なからず誇張して描かれ、虚実の程は明らかではありません。本書は、怨霊の祟りに怯え、その鎮魂に躍起になる為政者たちの生々しい姿を浮かび上がらせます。そしてまた、時を経るなかで霊魂観が移りゆくさまを描き出しています。目には見えないもうひとつの世界へ。さあ、怨霊たちが手招きしています。(恠)

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山田 雄司
1967年、静岡県に生まれる。1991年、京都大学文学部史学科卒業。1998年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻(日本文化研究学際カリキュラム)修了、博士(学術)。三重大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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