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趣味は何ですか? [単行本]

高橋 秀実
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

無趣味人のヒデミネさんはふと思った。蕎麦打ち、ヨガ、ガーデニング……世間に趣味なるものは数あれど、自分が打ち込める趣味は持てるのだろうか。そもそも趣味って何だろう?見て、聞いて、やってみた趣味漫遊記!

内容(「BOOK」データベースより)

無趣味人のヒデミネさんはふと思った。蕎麦打ち、ヨガ、ガーデニング…世間に趣味といわれるものは数あれど、自分が打ち込める趣味は持てるのだろうか。そもそも趣味って何だろう?見て、聞いて、やってみた趣味漫遊記。

登録情報

  • 単行本: 294ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/3/27)
  • ISBN-10: 4048850520
  • ISBN-13: 978-4048850520
  • 発売日: 2010/3/27
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By 徳保隆夫 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
「趣味」を切り口に一般市民の生態に迫ったルポルタージュです。著者自身とくに趣味がなく、「趣味」というテーマで書きたいことがとくになく、興味関心も乏しく、締切日になっても取材先すら未定という状況に陥るなど、難産の末にどうにか続いた雑誌連載記事をもとにまとめた1冊だそうです。

苦し紛れの様子は包み隠さず示されており、どの記事もふわふわと腰が定まらない。一例を示すと、スタンプラリーの人気ってなんだろう?→四国八十八ヶ所巡りを調べる→近所の三十三ヶ所巡りに半日だけ挑戦→スタンプといえば切手だ→切手収集の趣味を取材→ついでに消印収集の趣味も取材→手相は人間の身体のスタンプではないか?→手相の取材、という具合。これがひとつの記事なのだから、読者としては堪ったものではない。

ふわふわした本書の中で一貫しているのは、とぼけた味わいのある文体と、首をすくめて世間を見る目、人の言葉をザックリ整理して面白おかしくしてしまうスタイル……ようするに著者のキャラクターだけ。多分、売れない頃の高橋さんなら、本にはならなかった内容だと思う。

それでも、本書は面白いです。著者のルポライターとしての特徴は、「ふつうの人」の言葉を重視していること。ヨガ教室へ通えば、まずは先生に取材しますが、生徒たちへの取材からが本領発揮。専門家の理論武装は手強く、「ふむふむ、なるほど」という話が続いて、なかなか笑いに至らない。著者の持ち味はユーモアなので、不規則発言の多い素人への取材が欠かせない。ただ、とくにヨガの項は素人の「解説」が先生の説明と並列に扱われるので、「いいのかなあ?」という感じがします。

ともあれ、オリジナルの解釈を持ち人に話すのもまたリアルな一般市民の姿であり、「ふつうの人」の観察ルポとして読めば楽しいですよ。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
違った角度 2011/9/8
By taema
形式:単行本
高橋さんの著書を読むと
こんな角度から物事を見ることができる
という 新しい発見があります
きょうび マスコミに刷り込まれた価値観が
人々に定着している面が多々あり
私は放射能より マスコミ汚染の方が怖いと
思っています

趣味という誰でも語れそうな題材でありながら
時間と空間を考えさせる問題提起に関心し
さすが小林秀雄賞受賞者であると
納得いたしました
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
夫婦揃って趣味がない著者が、趣味を探そうとしていろいろなことを体験する奮闘記。
タイトルの質問をされた時の著者の回答は「すいません、ない、ような気がします。」
だったとのこと。そこから、いろんな人の趣味を聞いて廻った、雑誌「野生時代」の
連載記事2年分を纏めた本です。

幕末マニア、航空無線、そばづくり、スタンプ集め、エコ、防災、亀、ラジコン、
ボウリング、茶道、山登り。いやー、いろんな趣味があるもんです。しかも、その一つ
の中も細分化が進んでいるようです。

無線マニアの方の以下の意見がすごく的を得ていると感動しました。
「マニアは人がやっていることは嫌いなんです」
「マニアは人より少し上に立ちたいんです。上に立ちたいんだけど友達もほしい。友達に『おぉー』と感心されたい。幼稚といえば幼稚ですけど、それがマニアの心情なんです。」

著者のとぼけた、かつ、ちょっと冷めた視点がとても面白いし、「あー、そうそう」
という点も多いです。また、「趣味は何ですか?」この質問の奥深さと、それに答え
る自分を想像しその困難さも再考できる本です。
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