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趙紫陽―中国共産党への遺言と「軟禁」15年余
 
 

趙紫陽―中国共産党への遺言と「軟禁」15年余 [単行本]

宗 鳳鳴 , 高岡 正展
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

一党独裁国家元トップの貴重な肉声!趙紫陽は「第二次天安門事件」で武力鎮圧に異議を申し立て、総書記の座を追われた人物である。
亡くなるまでの15年余りにわたり、北京の一角に軟禁された。
数十年来の戦友であった著者が密かに100度以上通い、趙紫陽の発言を書き留めたのが本書である。天安門事件の真相から「中南海」の人間関係、社会主義・共産党の歴史的総括と将来性まで、本音が詰まった一書である。

内容(「BOOK」データベースより)

趙紫陽は、「第2次天安門事件」で、武力鎮圧に異議を申し立て、総書記の座を追われた人物である。亡くなるまでの15年余りにわたり、北京の一角に軟禁された。数十年来の戦友であった著者が密かに100度以上通い、趙紫陽の発言を書きとめたのが本書である。天安門事件の真相から、「中南海」の人間関係、社会主義・共産党の歴史的総括と将来性まで、本音が詰まった一書である。

登録情報

  • 単行本: 492ページ
  • 出版社: ビジネス社 (2008/7/29)
  • ISBN-10: 482841441X
  • ISBN-13: 978-4828414416
  • 発売日: 2008/7/29
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 1989年6月4日、北京の広場に集まった学生をはじめとする民主改革勢力を武力で鎮圧して以来、中国共産党と政府当局にとって、「天安門事件」は最も微妙な問題であり続けており、現在もこの事件について、触れることさえ許されていない。趙紫陽は当時、政府の当事者の1人だったが、武力鎮圧に徹底的に反対したため、党の長老たちによって書記長の座から引きずり下ろされ、2005年1月に死亡するまで、15年余にわたって自宅に軟禁された。しかし趙紫陽は軟禁中も、政治・経済分野だけでなく、あらゆる方面に深い関心を持ち続け、その非凡な洞察力はますます磨き抜かれた。彼が生を終えるまで軟禁状態に置かれたことは、党と政府当局にとって、彼がいかに''恐るべき人物'だったか、ということを証している。本書はそれでも祖国の現状と行く末を考え続ける趙紫陽の苦悩を、余すところなく伝えている。これまで、趙紫陽に関する情報が極端に少なかっただけに、彼の肉声によって語られる本書の価値は、燦然と輝いているのだ。事件の真相から人間関係、社会主義・共産党の歴史的総括と将来性まで、彼の''本音を読み解くことができる貴重な本である。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 私は英書Hard Cover "Prisoner of the State"をAmazonから買って読んだが、同書がAmazonのリストから無くなってしまったので、やむなくこちらに書評をお届けする。
 1989年の天安門事件の直前に、拡声器を持って広場の学生に涙ながらに解散を訴えた映像で世界に知られる、当時中国共産党総書記の趙紫陽の秘密手記だ。天安門事件で解任以降16年間自宅軟禁のまま2005年に死去したが、監視の目を盗んで30時間の手記の録音テープを孫の玩具に紛れ込ませていたのを支持者が発見し密かに国外に持ち出した。彼の秘書の息子Bao Pu=鮑樸は米国に逃れていたが、この手記を入手し、2009年5月に中国語と英語で出版した。その英語版がこれだ。彼が書いた各章の前書きと最後のEpilogueが要約として素晴らしい。
 トウ小平は経済の改革開放を進めたが、その結果当然湧き起こる政治の民主化要求を強硬に弾圧した。その典型が天安門事件だ。改革開放推進の担い手だった胡耀邦も趙紫陽も、トウ小平の強硬弾圧に付いて行けなくなった時逆鱗に触れ、改革反対の守旧派の長老達の手を借りたトウ小平によって追放された。その権力闘争が生々しく描かれており、文献の少ない当時の歴史と人間模様が詳細に学べるだけでなく、今日の中国を理解する上での重要な背景を学ぶことができる。
 あまり使われない英単語を多用し、所々英文法が怪しいことは止む無しとしよう。中国を題材とした英語の本を読む日本人として困ることは、多数の登場人物の英文名と中文名=日本での漢字表記の対応がつかないことだ。私は中国語のWebを色々漁っていちいち対応を調べ、一覧表を作りながら読み進んだ。読破にはエネルギーが必要だが、努力に値する書だ。
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