現職は北海道大学大学院教授。1952年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士(東京大学)。専門は都市計画、都市政策、住宅政策。
1989年に後藤新平の帝都復興計画原図を66年ぶりに発見したことで知られ、東京の都市計画、震災・大火など大災害の復興計画に関する研究の第一人者である。『東京の都市計画』(岩波新書1991年)、『東京都市計画物語』(日本経済評論社1991年→ちくま学芸文庫2001年)は20年前の出版以来、東京の都市形成、帝都復興、まちづくりの歴史、後藤新平の研究に関する基本図書として、今なお広く読み続けられている。両書は日本都市計画学会の石川賞(大賞に相当する)を39歳の最年少で受賞した。他に、『満州国の首都計画』(日本経済評論社1988年→ちくま学芸文庫2002年、土木学会賞)、『哈爾浜の都市計画』(総和社1989年→ちくま学芸文庫2002年)、『復興計画』(中公新書1995年、日本都市学会奥井記念賞)、『後藤新平 大震災と帝都復興』(ちくま新書2011年)など、主な著書は新書、文庫で刊行されている。
都市政策・まちづくりの実務・現場に明るく、2001年~2011年、国土交通省の社会資本整備審議会委員、住宅宅地分科会長、都市計画・歴史的風土分科会長などに就任し、国の住宅政策、都市計画、古都保存行政に関する審議会長を務めた。都市再生特別措置法、景観法、都市緑地法、長期優良住宅法、高齢者住まい法などの制定に関わった。全国の地方自治体(函館市、鎌倉市、名古屋市、犬山市、各務原市、美濃市、長浜市、大津市、富田林市、福岡市、別府市など)の都市計画、景観、歴史まちづくり、観光政策などを指導助言してきた。
『偽満洲国首都規劃』(欧碩訳、北京、社会科学文献出版社2011年)、『中国東北都市計画史』(黄世孟訳、台北、大佳出版社1986年)など、主な著書は中華人民共和国、台湾、韓国で翻訳出版されている。中国の長春市人民政府から都市計画顧問の称号を授与される。