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越境者的ニッポン (講談社現代新書)
 
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越境者的ニッポン (講談社現代新書) [新書]

森巣 博
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 756 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

偏狭な愛国心、不毛な教育論議、愚かなマスコミ、不可解な法意識……だから日本人は世界で笑われる! 外側から見たこの国の今を在豪の博奕打ちが痛快にえぐった話題の名コラム集。

内容(「BOOK」データベースより)

愛国心、メディア、教育、ドラッグ、賭博…だから日本人は世界で笑われる!話題の痛快コラム、待望の新書化!生涯一ろくでなしを目指す博奕打ちが愛する母国を心から憂えた魂の一冊。

登録情報

  • 新書: 200ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062879875
  • ISBN-13: 978-4062879873
  • 発売日: 2009/3/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 中学校3年生程度の知識の持ち主と常々卑下する著者が、『クーリエ ジャポン』に現在も連載中のエッセイの再録。
 1回毎にページを分けず続けるのであれば、もう少し上手くつないで欲しいところ。

 日本は他国と違うとか神の国とする“ニッポン論”等、不変で固有で永遠の倫理観なり価値観の存在を信じる=原理主義に、日本は丸ごと洗脳されているのではないかとの海外居住者ならではの視点から書かれている。

 確かにネイティブにも難解な英検等で英語鎖国化を続け、テロとの戦い(戦争)、イラク作戦(侵略)、米の行う虐待(拷問)と、言葉を後者の英語表現から前者の甘い日本語表現にすり替えるマスゴミにより日本は情報を遮断されているとの著者の指摘は確かで、長いものに巻かれる“お上従属メダカ民族”のまま長年い続けている。
 その延長として、国連人種差別撤廃委員会より差別是正勧告を受けた事実も周知される事無く、差別発言規正法も制定せず、都知事や閣僚らが揃って差別発言を続けてもいる。
 人権についても勿論鈍感で、パワハラのつけを弱者の女性側に払わせ、自分が民主主義にコストを支払う事無く被害者支援もせぬのに情動の赴くままに死刑存置を叫ぶ。
 
 著者は質問という形での論破で、原理主義的“常識”に挑戦する。
 読者が著者の考えに反対であるならば、著者のメールアドレスは公開されているので、それに対し明確な回答をぶつけてみては如何か?
 またこのような疑問を多くの人が持ってこそ、連帯無く閉塞した状況が生み出した「日の丸テロリスト」も防げよう。
 死刑賛同者による実行による死刑、日の丸テロリストとも、それに言及した本を私は知らない。
 それだけにこれらについて更に広げた著作を書き下ろして欲しいところだ。
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23 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
氏の著作である「無境界家族」や「越境者たち」などのエッセンスに、最近の世相などを加味して、下劣さはちょっと押さえた感じ。私としては、その下劣さが好きなのですが(笑)。
本人は左翼ではなくチューサン階級だと言っていますが、堅苦しくなくグローバルな視点で日本の政治や制度を批判しています。その批判が一見過激なようで、実は正論という感じです。
1時間程度で読める内容なので、暇つぶしに読むのには持ってこいです。
この書籍を入り口として、面白かったらぜひとも他の著作も読んでみて下さい。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cobo
形式:新書
今回は雑誌「クーリエジャポン」の連載をまとめたものです。森巣さんが、素朴な疑問を基に時事問題を切ってくれます。その切り方は非常に鋭く、また面白おかしく、そして本当に怒っていますが、当然その切り口の鋭さは自身にも向くわけで、その辺をどう考えるか?でかなり評価が分かれそうです。いわゆる「大きなものへの一体感」を希求する方からはあまり支持されないかもしれませんが、なかなか面白いと私は思います、その問題提起については。少し違和感を覚えるのは解決策についてです。森巣さんはオーストラリアに在住していて、日本にはあまりいらっしゃらなかったからこその問題提起であると思いますが、その解決策も日本から離れてしまっていると思うのです。

森巣さんはいろいろな物事を比較的離れた視点から見極めようと、あるいは原理原則に立ち返って考えようとしていると思います。そしてそれはおおむね『正しい』ことだとも思います。しかし、正しければ全てが解決するわけではありませんし、正しさでけで人々が納得するわけでもありません。それに正しさは見方を変えたり、立場が変われば正しくさえなくなってしまうものであると思います。それでも規範というか何か『正しさの核(社会に暮らすほぼ全員が同意出来るもの)』のようなものを必要とし、それに伴って生活をすることが社会に生きる上で効率をよくすることだからこそ必要なのだと思います。それは「常識」だったり、「モラル」だったり、「法律」だったりしますけれど。そのぞれ拘束力や効果の範囲は異なりますが、そういうようなものがあったほうが多くの方にとってより良いと思えるのだと私は考えます。もちろん「常識」も「モラル」も「法律」もテクノロジーや考え方や効果によって変わっていくものですけれど、不変なものではないからこそ、重要な役割が果たせる半面、定義づけが必要なわけです。ところが、森巣さんの場合は問題提起そのものについては自身をチューサン階級者(中学3年程度の知識の持ち主という立場。このネーミングはちょっとどうかと思いますが)と考えていますが、その解決策まで中学3年程度の強引な乱暴さを感じます。原理原則に沿うのは気持ちのよいことですが、その原理原則が日本という社会からあまりにかけ離れたものであるからこそ過激で気持ち良い反面、現実性は低く感じるのです。

たしかにメディアのニュースの取捨選択、その切り口は非常に頭に来ますし、たいていがヒドイものです、ニュースではなく娯楽ですよね。しかし、それを求めているわけです、多くの人々が。だからこそ大手メディアが今も存続し、くだらない出来事を垂れ流しているわけで、退屈させなければ良い、奇跡でも火あぶりでも本当はどうでも良い、という(おそらく無意識の)方々を変えなければ難しいのではないか?と思います。森巣さんの問題提起についてはもちろんチューサン程度の知識ではないと思いますし、国外にいられたからこその部分も大きいでしょうけれど。
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