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越境フットボーラー
 
 

越境フットボーラー [単行本]

佐藤 俊
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

日本国外でプレーする日本人サッカー選手は100人を超えるという。彼らは何を求めて海を渡るのか。星出悠、伊藤壇、中村元樹、酒井友之。馴染みの薄い国でプロとしてプレーする選手からサッカーの「深さ」に迫る。

内容(「BOOK」データベースより)

彼らは何を求めて海を渡るのか―「マイナー海外組」を描くノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 213ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012/1/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4041100747
  • ISBN-13: 978-4041100745
  • 発売日: 2012/1/6
  • 商品の寸法: 19.1 x 13.1 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By いせむし トップ500レビュアー VINE™ メンバー
伊藤壇、中村元樹、酒井友之、星出悠。
4人のサッカー選手のストーリー。
私は申し訳ないことに酒井友之選手しか知りませんでした。

海外のサッカーリーグでプレーする難しさばかりが語れて、
その厳しさに圧倒されます。
うまく進んだエピソードは一握り。
アルバニア、ベトナム、ネパール、ブルネイ、インドネシア、チリ、インド、アメリカ、トリニダード・トバゴ。
そんな国にプロリーグがあるのかというような小さな国にも、
サッカーリーグがあることにまず驚きます。

プレーや契約の劣悪な条件、ひどい取り扱い。
彼らは4名とも揃ってひどい目にあっています。
でも、強烈なプロ意識の下、
リーグごとにプレースタイルを変え、
契約をもぎとり、
試合に出場する。
強烈なプロ意識。
強い精神力。
言葉は悪いですが、
根無し草のように世界を漂っています。
そんなたくましい4名を応援したくなりました。

読み終わると、
彼らは何のためにサッカーをしているのか、
それが気になってきます。
Jリーグでは絶対に感じられないヒリヒリしたプレー環境と引き換えに、
何が得られるのか。
金だけのためではなさそう。
名声?
それだけではないと思います。
サッカーをしたい。
日本を飛び出したい。
そんなプリミティブな感情が、
彼らを突き動かしているように見えます。

サッカーに魅入られた人たちの物語です。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By FreshAir 殿堂入りレビュアー トップ10レビュアー
海外で奮闘する4人の日本人サッカー選手たちの物語。それも、セリエAやプレミアリーグなどではない。シンガポール、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、香港、インド、アルバニア、インドネシア、ペルー、アメリカ、トリニダード・トバゴ、他。伊藤壇選手にいたっては、ネパールのチームとの契約で12カ国16チーム目になったという。日本が世界ワールドユースで準優勝時したときのレギュラーだった酒井友之選手も4人のうちの1人だ。

現地へ行ってみたら聞いていたのと話が違う、なんていうのは普通のこと。口約束は契約直前で簡単にホゴにされる。練習に選手が集まらない。リーグ戦が突然中断されて、しばらく再開されない。露骨な差別。よくない噂を流される。英語すら通じない。試合中に激しく後ろから蹴られたりされても審判は知らん顔。怪我して動けないのに罵倒される。文句を言われて言い返さないで黙っていると翌日から事あるごとに見下される。ゴールしか評価されない。突然、解雇される。街中で銃を突きつけられて盗難に遭うことも。さらには、王室の皇太子が開始5分前にピッチに現れてレギュラーとして試合に参加し、ゴールをアシストしてあげた選手がベンツを買ってもらったという話まで登場する。

彼らは現地の人から見れば助っ人外人。その土地の水準からすれば高めの報酬と厚待遇を約束されることはあるが、少ない外国人枠を世界各地から集まる選手達と争わなければならない上に、いろんな事情で簡単に首を切られる。日本人はフィジカルでは劣ることが多いから、アピールに苦労することもあるようだ。一方で彼らは、日本のサッカーの優れた面についても理解している。

サッカーのリーグというのは本当に世界中にあるのだなと驚くと同時に、サッカー選手として食べて行くのはとても大変だなと思う。いろいろな困難に直面しながらも、それを乗り越えて頑張る日本人プレーヤたちのたくましさが印象に残った。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
良いところは他の方が書かれているので割愛。

個人的には読みづらかった。
選手の語りが中心だが喋り言葉のまま書かれているのでメリハリがなく、
著者の補足もデータを並べただけの短文が多く淡々として味気ない。

当人たちが感じた苦労や喜びを彼らの言葉でストレートに伝えようという意図なのだろうが、
読み手のことを考えて話しているわけではないはずなので、コメントが不必要に長い場合がある。
映像ならば選手の雰囲気やしぐさが感じられるが、本ではそれがないので退屈に感じることもあった。
必要以上の煽りも大げさな表現もいらないが、彼らの喜びや苦しみの感情をもっとうまい具合に増幅してあげても良かったのではないか。

インタビューしたテープをそのまま文字にし、データを足しただけのレポートのような感じ。
キャッチにあるように「深さ」に迫っているとは思えなかった。

各選手の話や成り行きは魅力的なだけに、とても残念に思う。
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