ここ半年ほど、一昔前の大学入試の参考書で構文を勉強しています。その成果のおかげか、思ったより自分が正しく読めていて嬉しかったです。そういう点では、他のレビューワーの方もおっしゃっているとおり、タイトルは少し大げさかもしれません。でも、半年前の自分だったら全滅していただろうと思います。一昔前の入試問題が簡単な人には転ばぬ先の杖となり、難しい人には目からウロコの連続ということになると思います。
間違えやすい構文の網羅性やボリュームという点で本格的な参考書にかなわないのは、新書という性格上、仕方がないことだと思います。それよりも、新書の手軽さのおかげで、広く一般の学習者が、人気のない構文解析の重要性を理解できるようになるであろう点に、この本の意義があると思います。そういう意義を考慮しての星5つです。
欲をいえば、次のステップへ進むための参考文献があると更に良かったです。