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最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
誰もレビューをつけていらっしゃらないので・・・,
By Yokomine (富山県富山市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 超-1 怪コレクション 黄昏の章 (竹書房文庫) (文庫)
全61話です。夜明けの章と対になっています。個人的には夜明けの章よりもこっちの方が気に入った話が多かったですね。こちらは多くの人が「怖い」と感じた話が載せられています。
個人的にオススメの話は 会えないの 手遅れ ごす 訪中 連続攻撃 ジェイムシーズ 煙 浜辺 祭囃子 禁域 窓の外から 樹海 ぱさりぱさり じぞう 奇禍 様子見 蔵の中 海が呼ぶ 啓示 がんほどき 境涯 です。多くなってしまいましたが、『多くの人が恐ろしいと感じた話を集めた』とあるだけあって恐ろしい話は多めでした。 特に、浜辺、禁域、じぞう、奇禍、様子見、蔵の中の禍々しさは素晴らしい。 あと「ジェイムシーズ」というタイトルのセンスがなんかいいです。
5つ星のうち 3.0
黄昏とともに現れる異界のものたち…。,
By 洛陽浩月楼主人 弱水狂子 (大分県大分市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 超-1 怪コレクション 黄昏の章 (竹書房文庫) (文庫)
一般人から集めた実話怪談を厳選し、収録した『超−1怪コレクション』。本書『黄昏の章』は多くの選評者から恐ろしさを基準に選集されたものである。印象に深いものを以下に評する。
「毛うどん」…親父は怪異と現実の境界が解らなくなってしまったのだろう。そのうどんはその後搗かれたのだろうか。異界に去った筈の娘が棲みついた儘になったうどん屋。 「ジェイムシーズ」…ドッペルゲンガー現象は本人と出会うとどちらかが消滅するんじゃなかったかな…5人もいたって…さらに凶暴な個体まで存在する…。 「鳥居」…襟を正すべき話ではなかろうか。神仏を敬い、感謝すること。昔の日本では当たり前に生活に密着していたことである。 「あっ」…そら言えないわな…見えない人には。 「樹海」…完全に異界との扉が開いてしまっている樹海。毎年出る沢山の自殺者は呼び込まれ続けているのか。深紅の牛は何を喰い、警告を与えた男は一体誰なのか…。やはり不用意に近付くべきではない。 「黒玉」…こういう得体の知れない魔物は本当に不気味。老婆が全ての秘密を匿したまま終わる事に悔いが残る。 「ぱさりぱさり」…狂人であっても幽霊でも嫌すぎる来訪者。大家も知ってたのか。 「啓示」…蛇神の祟りは三代続き、この話を語る死を観念した男で四代目にあたる。そして遂に、4歳の息子から『次はお前』と指差される…その次はこの息子に祟りは続くのか。 「袖引き」…呪われた家に嫁ごうとする女、必死にそれをとめる御先祖。声を掛けてくれた女性も、御先祖からの声ではなかろうか。財産と引き換えにしたものは、余りにも大きい。 「境涯」…代々受け継がれていく供養。嘗て深い恨みを残して死んだ人を慰め続けているようだ。伝統の禁忌を破ったときに訪れるさだめは…。 評者個人的には「じぞう」が最も恐ろしかった。ベランダと前の家族に隠された秘密、霊感があろうが無かろうが皆がはっきり見える事、男女と子供が激しく訴えかけてくる事、そしてルールがわかったから、と其処に棲み続けた男。考えるほどに恐怖感が増してくる。 本書『黄昏の章』は以上の他にも秀逸な話が多い反面、トーンの低い話も多く、また文章力に欠ける執筆者の作品が少々あり、どうしても気になってしまう。後作『夜明けの章』に比較して、星一つ及ばないと評する。
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