サブタイトルからも分かるように、扱っているネタは一般的な都市伝説ではなく、ほとんどがUMA関連ばかりのトンデモ本。しかも扱う情報が情報なだけに、読む人もある程度は元ネタを知っている必要がある(例・瑞洋丸がニューネッシーというUMAを引き上げた事がある→DNA鑑定でウバザメと決着している etc)。一応、簡単にネタの概要は説明してあるが、やはりちゃんと元ネタを知らないと「実は投棄された死体をソ連が引き上げていた!」というメインが生きてこない。その辺のニュアンスというか「狙い」を分かった上で、紹介されているウサン臭さ爆発の写真の数々を笑えるかどうかが評価の分かれ目。
ただ、そのせっかくのネタも、著者のオカマっぽい語り口調と低レベルなギャグセンスのせいで、非常に安っぽいものになっているのが難点。本人は面白いと思っているのかも知れないが、あまりにも寒々しい(例・「あすかさん、あなたまるでスピリチュアルマスターみたいよ」とか、「生きた翼竜が飛び出したぁ〜。あり得んやろ。それがな、ほんまなんや。ちょいと聞いてくれまっか」とか)。終始こんな調子で、はっきり言って読んでてイライラする。しかも何故か文章の改行でいちいち一行から二行も空けているので、ページがスカスカな上に読みにくい。そのせいで、もともとギャグ一歩手前のUMAネタを素直に楽しめなくなるので止めた方が良い。