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超薬アスピリン―スーパードラッグへの道 (平凡社新書)
 
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超薬アスピリン―スーパードラッグへの道 (平凡社新書) [新書]

平沢 正夫
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

アスピリンがドイツで開発されて百余年、消炎・鎮痛・解熱剤として世界中で愛用されてきたこの錠剤が心臓病や脳卒中、大腸がんに効くことがわかったのは一九七〇年代のこと、さらに近年になってアルツハイマー病や骨粗鬆症、糖尿病、妊娠中毒など多様な病気への効果が認められようとしている。その“超薬”にいたるまでの軌跡と薬効の仕組みを知り、超薬をはばんできた日本の医療行政の問題点をさぐる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平沢 正夫
1929年京都府生まれ。京都大学文学部卒業。医学、薬学、環境、マスコミ、英語問題など多様なテーマを扱うフリーランス・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 251ページ
  • 出版社: 平凡社 (2001/09)
  • ISBN-10: 458285107X
  • ISBN-13: 978-4582851076
  • 発売日: 2001/09
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 青頭倶楽部 トップ50レビュアー
形式:新書
古くからあること、アメリカでひろく普及していること、そして鎮痛薬。私のアスピリンに
まつわる知識は以上の三つだけであった。古い薬であるというイメージは、いわゆる
「ジャズ・エイジ」を「アスピリン・エイジ」とも呼ぶことを知っていたからだ。これは米国の
1920年代を指す言葉だから、当然に製法の特許は切れている。そのため薬価は大変
やすい。しかも消炎・解熱・鎮痛という従来の薬効だけではなく、抗血小板作用が心筋
梗塞や脳梗塞の予防や治療に有効で、果ては大腸がんや痴呆への効果も言われて
いるという。いいことづくめのようだが、我が国ではなじみは薄い。その理由を著者は
日本の医療行政、製薬会社の利益第一主義、予防医学を軽視する医療界の三者に
問題があるとして、アスピリンというひとつの薬を通して徹底的な批判を試みている。

薬効と薬理については良く分かったのだが、厚労省悪玉論についてはどこまで信じて
いいのかは分からない。著者は医師ではないし、とにかく全面的に悪として描かれて
いるので、却って眉につばをつけてしまう。本書では触れていないが梗塞の予防には
なっても、出血リスクも伴う薬だ。著者の見解も分かるが、それだけで判断はできない。
現在はすでに抗血小板薬として定着しているから、知識として読んでおくと良いと思う。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
現在は併用注意となっている薬剤を処方され、服用しているので、アスピリンは飲めなくなったが、偏頭痛持ちで、手放せない時期があった。効き目はどうあれ、他の鎮痛剤より極端に安いという印象があり、その点が魅力だったように思う。
それだけに、本書のテーマは非常に興味深いものがある。

医療、薬事行政の問題点については、今更語るまでも無い、とも感じるが、本書の様なアプローチの仕方での指摘は、新鮮さを感じた。問題点のひとつの例として、参考にはなる。

アスピリンの薬効についてアピールをしているが、所詮はジャーナリスト、という感は拭えず、どうも中途半端で説得力に欠ける。文献の引用と取材では、これが限界か。専門の研究者が多くないという、日本におけるアスピリンの現状について憂慮する事態のひとつとも感じる。

本書の読みづらさは如何ともし難い。話題は短く区切られ、前後してあちこち飛ぶし、これまで全く話題になっていない薬剤の名(一応、関連のある薬剤とは推測できるが)が突然飛び出たりする。
文章のまとまりの無さ、というか粗が目立ち、自分の貧弱な読解力では頭痛を起こしそうだった。アスピリンを手元に置いて読めば良かった。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
百年以上も昔に作られたアスピリンは、脳血栓や心臓病の特効薬であり、高血圧の人にとっては最良の薬である。ところが、特許が切れて誰でもガ簡単に作れるので、アスピリンはほとんどタダ同然であるために、日本では医者も病院もそれを処方しない。なぜならば余りにも安いために儲からないので、アスピリンを患者に与えないのであり、その手引きをしているのが厚生省だったという。しかも最近ではアスピリンが、アルツハイマーや糖尿病に効くことが分かったのに、副作用の抄くないアスピリンよりも、副作用があるが儲かる新訳を処方して、患者を金儲けの種にしている医者が多いらしい。日本の医療行政の狂っている状態は、このアスピリンや友血病の治療剤問題で、いかに厚生省が無責任だったかが分かったが、そこに君臨していたのが小泉純一郎だったのだから、今の日本が狂ってしまったのは当然だといえそうだ。
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