『メモリアルBOX』のレビューとダブりますが、本編映像の重箱の隅つついてみました。
いろんな方がおっしゃるようにフィルムに起因する粒状ノイズが暗い場面で特に目立ちます。
同時期に発売された『劇場版ガンダムメモリアルBOX』並にノイズを軽減してもらいたかった。
ただし25インチ以下のモニターではそれほど気にならない程度。
今回のHDリマスターの良い点は暗部の階調、ディテールの再現が素晴らしい!
過去に発売されたCAV盤のLDもがんばっていたが(s-20,c-1)の背景の宇宙の星、
(s-109,c-1〜2)などのボドル基幹艦隊の描写、(s-65,c-47)などのヌージャデル・ガーのディテール
どれも潰れること無く描画出来ています。
色調はLDに比べると気持ちおとなしめ?なカットあり。フィルムテイストを重視したという感じ。
あとフィルムのロール交換の目印のパンチが無くなっています。
リテイクカットは以前より気になっていた(s-14,c-25)のマックス機の色パカや撮影ミスでマクロスが半透明になっていた(s-162,c-5)が修正されています。
他にもリテイクカットはありますが、(s-65,c-23)の未沙の顔色の修正や(s-65,c-71)のヌージャデル・ガーのバーニア噴射にブラシの追加もやって欲しかった。
あと、CAV盤LDで修正されていた(s-172,c-127)のカット尻5コマの崩壊していない赤みを帯びた背景がそのまま活かされています。どういう演出意図なのだろう?
『フラッシュバック2012』を流用したエンディングはビデオ素材のためHDリマスターの恩恵は受けられずじまい。
フィルム素材が現存していれば再テレシネ&リメイクするしかHDの高画質は望めないので、BD版発売時には是非ともエンディングのHD化を!
以下、過去販売されたソフトの差異です。(※記憶違いがあるかもしれません。βとVHDは未確認。)
小学館のVHS(劇場公開版、音声はモノラル)
小学館のLD、CLV盤((s-39,c-2)に修正を加え、音声をステレオ化 特報、予告編未収録)
東宝の海外版LD、CLV盤(海外向けにメインタイトル、エンドクレジットを差替え、日本語字幕 音声は英語モノラルのみ 特報、予告編未収録)
バンダイビジュアルのLD、CAV盤((s-20,c-1)(s-39,c-2)(s-172,c-127)に修正を加え+エンディングの追加、音声をドルビーステレオ化)
パイオニアLDCのLD、CLV盤(劇場公開版にエンディングを追加、音声はCAV盤と同じドルビーステレオ)
※バンダイのCAV盤『完全版』と後にリリースされたパイオニアのCLV盤『完全版』のマスターはそれぞれ別物。
バンダイビジュアルのLDサイズジャケットDVD(CAV盤の流用?)
※文中のシーンナンバー、カットナンバーは絵コンテを参考にしました。