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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
近年の日本SF豊作ぶりを示す一冊。伊藤計劃氏の短編も読める,
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レビュー対象商品: 超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫) (文庫)
亡くなった伊藤計劃氏の短編「From the Nothing,With Love.」も収録されている2008年の日本SFの傑作が収録されているアンソロジー。彼の小説を読んでしまうのが惜しくて、これまでとっておいた。
やはり、いい。SF的想像力が豊かな作家ならば、彼以外にもいるだろうが、彼のように書ける人はいない。今回も007シリーズのパスティシュかと思いきや、まともなSFに収めつつ、なお、それにとどまりきらない、何かを持つ作品だ。本当に、惜しい。未読の作品が残りわずかになっていくのが悲しい。 そのほか、円城塔の書き下ろし作品もある。相変わらず、数学オンチの私には何を言っているかよく分からないが、不思議な読後感のある作品になっている。詳しい読解が大森望氏の後記にあるので、そちらも参考に(私は、これを読んでもよく分からなかったが)。 Boichi氏の「全てはマグロのためだった」は短編のコミック。既読だったが、私はこの作品をきっかけにBoichi氏を読むようになった。 そのほか、どの作品もSFというジャンルにくくられながら、バリエーション豊かなものばかり。近年の日本SFの豊作ぶりの証拠のようなアンソロジーだ。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
まったくSFではないのだが,
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レビュー対象商品: 超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫) (文庫)
2009年発表。前編(虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫))と同様,硬軟入り交じって飽きないアンソロジーになっています。個人的にはクラーク愛の小川一水,難解数学で頭ぐるぐるの円城塔,さすがの冷たい切れ味伊藤計劃の最後の3編が圧巻でしたが,最も鮮烈だったのはまたっくSFではない津原泰水の「土の枕」。淡々と綴られる簡素な文章に数奇な人生がにじみ出る超絶の技巧は,ため息が出るほど素晴らしいの一言で,SFじゃないのに選ばれてしまったのも仕方がないと思いました。
8 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
2007年版からの進化,
By tokuos (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 超弦領域 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫) (文庫)
2007年版に比べると全体にリーダビリティが向上してますので、2007年度版で?と思われた方にもこちらはおススメです。『青い星まで飛んでいけ』 、やっぱり小川一水の短編はすばらしい。伊藤計劃逝去の報は本当に残念でしたね。
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