去年、「ぽてまよ」の主題歌に使われた「片道きゃっちぼーる」は個人的なヒット・ソングだった。
何が良いかって、一見電波に聴こえる歌なのだが実際聴いてみると普通にいい歌、ってところだ。
それまでのMOSAIC.WAVの楽曲よりも更にその「実はまとも」度が上がっていて非常に好感触だった。
今作「超妻賢母宣言」もその延長線上にある曲だ。
アニメの世界観に合わせて、わかりやすく混沌と狂気をポップ・フィルターに通したこの曲は
一聴すると単なる電波ソングに聴こえるかもしれないが
よく聴いてみるとA〜Bメロのクールさを感じる、流れるような歌い方が気持ち良いし
サビのメロディーだって実にポップ(しかもド真ん中って感じの)。更に、サビ後の英語のフレーズなんてスタイリッシュすら感じるほど。
なんというか、これもある種のポップ・ミュージックの誠実な形じゃないだろうか。
破壊的とすら感じるトラックと、実はまともにいいメロディー。
「片道きゃっちぼーる」とこの楽曲は特にそれを判りやすく表している楽曲だと思う。