昔、大学受験の本試験を受けたとき「え、これだけで俺の運命きまっちゃうの?」という気持だった。
帰り際には既に解答速報が配られていた。
なんだか、浪人してまで懸命に勉強したことがたった数時間で終わったことに虚しさを感じたものだ。
本書は「本試験当日に合格最低点以上の答案を適切に提出する」ことがペーパーテスト合格の全ての要件だと書いてある。
私が大学入試の時に感じた虚しさの原因を見事に突いた表現だ。
勉強をしていれば目標を見失ってやってしまうものだけど「合格」を狙うのであれば本試験で適切にアウトプットできればいいだけだ。
しかし、私を始め多くの受験生はその単純かつ当たり前のことを忘れてしまっている。
試験が近くなると「いまさらバタバタして無意味だ」という間違った悟りを開いてしまったり。
本書はそのような誤りを理屈で崩し、実践的にどうやるべきかをわかりやすく説いている。
最終章のアイテム集も必読だ。