265頁の文庫サイズの本で一気に読めました。
前半約120頁がインタビュー形式で読みやすく書かれており、後半は過去の書籍「フォトン・ベルトの真相」「太陽の暗号」からの抜粋引用なので一度読んだことがあれば比較的流して読めます。個人的にはEchanさんの現時点で2012年Ascension(Event Horizon)に対する見解を確認したいなと思っていたので、とても有り難い120頁&あとがきでの内容でした。
超個人的な見解として、ポイントは以下の3箇所だと思います。
・イベント・ホライゾン(川の流れが突然滝に落ちるようなイメージ。アセンションという言葉の代わりにエハン氏がよく使う表現)を象徴的に言いますと、全宇宙がブラックホールに入ってしまうようなイメージです。すなわち、物理的な次元はもとの次元に戻ってしまう。神の右の座に戻るキリストのアセンションのストーリーは、じつは宇宙の物語だったのです。3次元宇宙は源の多次元宇宙に戻るという話。フラクタルですから、電気は3次元宇宙においてすべてがつながる目的でできた神秘的なエネルギーなのです。(P.112)
・人間は死を乗り越え、生と死の次元が終わる。それが永遠の蝶々に変わるということです。別の次元に移行する意味は、そこにあるわけです。でも、実施にこの地球はどうなるんだと、いろいろな想像をする先生たちもいらっしゃいます。人口は10分の1に減らされる。争って殺し合いながら、最後の資源の奪い合いが続くかもしれない。それも十分想像できます。では私たちはどうすればいいのかということになると、静かにこの情報を消化して、そのノックの源にあなたのやり方でコンタクトすればよいということなのです。(P.115)
・最近、TV番組「ビートたけしのTVタックル」収録のため上京した私は、タクシーの中で、ニコラス・ケイジ主演の映画『ノウイング』の予告編を見ました。太陽フレアによって人類が絶滅してしまうという映画です。スタジオに到着した私は、プロデューサーにそれを話すと、「先週その映画試写会を見ましたよ」と言っていました。その映画は、番組での紹介されました。しかしなぜ、今こうした映画が作られるのでしょうか。こうしたシンクロニシティが増え続けていることは、誰しも認めざるをえません。テレパシー体験をしたり、亡くなった親戚を夢で見たり、宇宙船に乗った夢を見たりという不思議な体験をする人は加速度的に増えています。けっして偶然ではありません。なぜなら人類という「種」が、「進化」という新たな旅に向かっていく最中だからです。生と死を乗り越えて、肉体的な次元を乗り越えてゆく過程にあるからではないでしょうか。それこそが、この本のメインテーマでもあります。(P.263)
改めてAcsensionとは何か?この問いに対する答えをEchanさんから直接聞くことができるこの書籍のポイントは、以上の3箇所に集約できる気がします。そしてそれを補足する形で様々な研究者の引用が紹介されており、著者の思い込みではなく出来る限り検証しながら論理構築しようとする姿勢が随所に垣間見れます。
私達は次の旅へとシフトしていく前のサナギの状態であり、それはサナギ信仰とも呼ぶべき宗教のようなもので、じっとしていることが全て正しいとする世界。そこから心の声に従って内なる扉をノックして、進化、変容、クリエーションしようぜっていうメッセージとともに、私達が進む次の多次元世界はきっとこんなに素晴らしいんだよということを文脈や行間から伝えてくれている気がします。
映学「Earth Pilgrims〜地球巡礼者」は映像でそれを観る人に気付かせ、そしてこの新刊はEchanさんが直接答えることで読む人に知らしめてくれます。
Key Wordは“Caveat Emptor”(let the buyer beware)。素晴らしい本です。決して入門書じゃない(笑)。お薦めです。