内容(「BOOK」データベースより)
本書の著者はBCS以前に超伝導ギャップを実証し、最近はJosephson回路の物理的な解析法を先導しているM.Tinkhamである。その名著「Introduction to Superconductivity」を倍頁近くに増補改訂した第2版を、和訳したものである。その前半部は上巻として既刊であるが、今回、後半部を下巻として刊行して完結する。主な内容としてJosephson効果の応用分野、高温超伝導体、キャリアー注入や電磁照射による非平衡超伝導現象、などが含まれている。これからの新しい超伝導分野の展開にも著者独自の物理的視野のもとで、充分な説明記述がなされている。さらに今後の超伝導素子の開発などに含蓄のある示唆を与えている好著である。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
青木 亮三
大阪大学名誉教授、1934年生、大阪大学理学部物理学科卒、東京大学物性研究所にて1963年より超伝導実験開始。その後、九州大学理学部にて超伝導物性、大阪大学工学部にて高温超伝導の研究を行う。1976年Harvard大学Tinkham研究室にて客員研究員。理学博士(東京大学1967年)
門脇 和男
筑波大学教授。物質工学系、大学院博士課程数理物質科学研究科物性・分子工学専攻。1952年生。1980年大阪大学大学院博士課程理学研究科物理学専攻修了。1982年よりカナダ、アルバータ州立大学物理学科低温研究グループでPost Doctoral fellow。1985年同大学Research Associate。1987年アムステルダム大学物理学研究所研究員として高温超伝導体YBa2Cu3O7‐dを独立に発見。1990年同研究所Senior Research Staff Memberとなる(ライデン大学カマリンオンネス研究所兼任)。その後、科学技術庁金属材料技術研究所主任研究官、グループリーダー等を経て、1995年筑波大学助教授、1997年より現職。理学博士(大阪大学1980年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)