1巻もそうでしたが、腐女子が喜びそうな展開(しかも寸止め)があって、ヒジリ先生もあざといことするなあと思いました(笑)。ほかにも作者自身が楽しみながら書いているような雰囲気があって、伏線だらけでいろいろ考えなければならなかった1巻と比較するとスイスイ読みやすいと思います。
あとオートレースの超汚いスタジアムとか、さりげなくちょっと出てくる状況解説がリアリティあっていいと思います。こういう描写の積み重ねが、場の空気感や雰囲気を形成していくと思います。さすがですね。
このシリーズからロックに入った人も多いようですが、いまのところ過去作品を知らなくても楽しめる外伝になりそうなので、昔のことはあまり気にせず読んでいただけたら、と思います。エスパーコントローラのことを知りたくなると、膨大な過去作品に遡らないとなりませんが、本作はそこまでは要求していない感じです。