43年続く物語に、きちんとした責任感を持って、
節目節目で、丁寧な締めくくりを用意してくれる作家は稀有だと思います。
超人ロックは、43年読んできた読者を裏切りませんでしたね。
旧銀河連邦、銀河帝国、新銀河連邦のエピソードの1つのまとめと言えるでしょう。
完全版超人ロックから、ソードオブネメシス、オメガ、カデット、星辰の門、
久遠の瞳、エピタフ、凍てついた星座の、総決算がニルヴァーナだと思います。
人間全てへの不信から成り立つ狂信に対する、人類を信じる心、素晴らしい締めくくりでした。
長い物語に1つのピリオドを打ちつつ、
さらに、先も見ている作家は滅多に居ません。
今まで話題にされなかったエピソードとしての、
"辺境編"とも言える物語「嗤う男」の続きも楽しみにしています。
一貫したテーマで長い物語を紡げる稀有の素晴らしい作家だと思います。