帝国や旧連邦のロスト・テクノロジーが次々と出てきます。ジオイド弾に関しては、大昔に星間戦争で使われて大変だった、というエピソードが紹介されます。そして何の前触れもなく登場する「ニケ」は、びっくり。オールドファンには嬉しい展開ですが、新しい読者はついてこれないのではないでしょうか?
あと、ドラムに対しても「ライガー1が閉塞性を打破して進化を加速するために、意図的に競争相手を作り出した」という見解が示されます。この一連のシーン、やはりオールドファンにはたまらないのですが、帝国シリーズをご存知でない人が読んだらチンプンカンプンです。
聖先生はここのところ帝国時代を振り返るような作品が多く、本作もその一環なのだろうと思いますが、もう少し新しい読者に対して優しい(わかりやすい)展開にして欲しいな〜と思いました。