本題に魅了されてこの本を衝動買いして読んだが、中身は期待はずれだった。
大きく5章に分けられているが、その大部分が第2章の「各新幹線の現状と展望」に費やされ、本題とは少々懸け離れているように感じてしまう。
これでは現在の新幹線の問題点を探っているようで、著者の欲望でしかない書き方に不満を感じる。しかも、だらだらと同じ調子の書き方で、殆どが時間との兼ね合いの点しか述べられていない。
もっと環境面のことや費用対効果など考えられるべき内容はいっぱいあるはずだ。
将来の新幹線像を述べたいならば、その中心となるリニアやGCT等に関する項目をもっと増やして説明を入れ、(車や航空機に対しての)省エネルギー効果をもっと強く謳うべきだ。
さらに残念なのが、文章の書き方に誤字や脱字が多く、接続語などの使い方も可笑しい。殆ど推敲されていない状態で出版されている。
この点は著者だけでなく出版・編集側にも問題がある。