そのひとつは、「行政書士は開業から3年は食えない」といった言説や、それを甘んじて受け入れている新人行政書士のメンタリティーを激しく揺さぶるところだ。著者は、3年経っても食えない人はいつまでたっても食えない、という厳しい現実を突きつけるほか、行政書士の資格取得者がもつ、弁護士や司法書士あるいは学歴や資格に対するコンプレックスも槍玉にあげる。何士であろうが関係ない、実行あるのみ、と著者は強調するのだ。むしろ、そうした業界の空気を逆手にとってチャンスをうかがうような著者のしたたかさには恐れ入る。
もうひとつは、殿様商売の一面がある士業の世界にマーケティングの新風を吹き込んだところだ。本書では行政書士の仕事が、WIN-WIN、SWOT分析、CPO、セールスプロモーション、LTV(生涯価値)といったマーケティング用語で読み解かれる。「相続マーケット」に着目して新たなニーズを見出し、ターゲット層や価格競争力で他士業と差別化した、という著者の成功事例も印象深い。
その上で披露される「お金を捨てる勇気をもつ」「自分の仕事先を確保する前に、まず外注先を確保する」「FAXDM(FAXでのダイレクトメール)」「業務のモジュール化(部品化)」といった数々の集客法やアドバイスは必見である。独立・開業者やビジネスパーソンの意識改革の書としても、すぐれたマーケティングの1事例としても読める、アイデア満載の1冊だ。(棚上 勉)
「行政書士」の資格を生かし、“金・コネ・人脈ゼロ”から開業、成功した! マーケティングのプロである著者が、1年で数千万円の稼ぎを可能にする実践ノウハウを、本書の中で徹底紹介!
行政書士の世界は、平均年収300万円。「開業しても3年は喰えない」といわれている。著者は、金・コネ・人脈など一切ない状態で開業、その初月から、『ファックスDM』をはじめとする頭脳マーケティングで、月商100万円を稼ぎ、1年間で30の支部を有する相続処理のチェーンを作り出した!
本書は、年間数千万円の稼ぎを可能にする、営業・集客の技術をあますことなく紹介する書である。
登録情報
|
広告媒体を利用した顧客獲得の成果をどのように把握するべきかとか
お金を捨てることができるかの問い等、理解しているつもりで理解
していなかった部分につき学ぶことができました。
また、本を読んでも行動しない人たちに対してのメッセージが事前に
用意されているところは、さすが用意周到だなと思いました。。。
少しでも行動できる人間になっていこうと思いました
1回目は夢中で2,3時間で読みきってしまいました。以後繰り返し読む度に時間があっというまに過ぎてしまいます。
本書は行政書士他の士業者そして自営業者すべてにお勧めです。ただ、
士業資格の受験生の方が読むには刺激が強すぎて勉強が手につかなくなってしまうかもしれません。そして私のような新人行政書士の多くは、本書を読んでいる間は「頬をひっぱたかれ続けている」ような感覚を持つと思います。非常に辛口な内容だからです。
しかしその底流に「行政書士の社会的地位向上に貢献したい」という著者の情熱を感じます。
行政書士関係者に限らず本書を読んだ方は皆、「自分は、自分の属する業界の発展のために何ができるだろうか」と考えるようになるでしょう。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|