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登録情報
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レコード1枚について見開き2ページ。どんな人気盤も隠れたマイナー盤も関係なく、同じように解説を加えていく。その中で僕たちは、名プロデューサー・ライオンの軌跡をたどりながら、なぜブルーノートでかくも多くの名盤が生まれたのか、という秘密に迫ることとなる。本書を読んで、改めて紹介されている作品を聴き直してみよう。必ず新しい発見があるはずだ。
それはただのレコード評だけではなく、そのレコーディングの裏にあるミュージシャンたちの物語も語られており、それぞれのアルバムを聞く際に深みを与えてくれる。
キャノンボール・アダレイの「サムシン・エルス」のページでマイルス・デイビスの話を読んだり、ジョン・コルトレーンの「ブルー・トレイン」の裏話などを読むと、今までとは全く違ったように聞こえてくるから不思議だ。
本書を読み進むと、ブルーノートがなぜ他のジャズ・レーベルと際立った個性を持っていたのか、そしてそれらが初代オーナー・アルフレッド・ライオンのジャズに対するこだわりだけでなく、フランシス・ウルフの経営面でのバックアップやジャケット写真、レコーディング・エンジニアのルディ・バン・ゲルダーの録音へのこだわり、リード・マイルスのモノクローム写真とタイポグラフィを駆使したデザインなどがハーモニーとなって、同レーベルの創造性を支えていたことが理解できる。
読んで楽しく、CDを聴いてさらに納得の一冊です。
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