特に初心者は読まないほうが良い。私も株の初心者のときは、「損切り」もしたし、そういうことは誰しも株売買をするものには必ず怒るものだ。ところが著者は損失を出した事がないので、それに対処する記載がない。これは例えれば「私は車の運転に自信があるので、自賠責以外保険を一切かけていません」といっているようなものである。複数の銘柄に投資してトータルで利益を上げるのが「超短期投資」であっても「王道」であって、著者は「いまだ事故せず、スピード違反で検挙もされていない暴走族」の爽快な後日談みたいなものだ。いつまでも無事で済むわけがない。彼女の主収入はいまは、本や雑誌の原稿料であるのではないか?彼女の「株取引の過去の武勇伝(昔話と自慢話)」を聞くのに、果たしてお金と時間と読む労力を払うべきか?
「100万円を倍にするより500万円を倍にする方が簡単」なのはよくわかったのだが、その著者なら信用取引で「100万円を倍にするより500万円を100万円に減らすのがいかに簡単」かも知っているはず。それを書かないで「いけいけ買え買え!」は無責任だろう。正直に自分の涙話も書くべきだろう(でなければ、他のどこかで著者のために泣かされた人がいる。)
結論として、百害あって一利なし。利益があるのは本を買ってもらえる著者だけだろう。