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「資格三冠王」、「TOEIC最高点取得」などと掲げた人の書いた本を読むと、たゆまぬ努力と、工夫やポイントが満載で、読んでいるときは参考になるなあと思えますが、実際には、読後に多少のやる気が出た以上の効果はありませんでした。
わたしはまず、「毎日1時間のネット遊びやテレビの時間を勉強に向ける」ことからはじめ、「どんな教材が必要か」「具体的にどうやって勉強を進めるか」を知らなければいけないので、そのような本の前提にも及んでいないわけです。
この本の著者は、本人が「記憶の達人」としてテレビ番組に出たりするかたわら、たくさんの資格講座、速読講座、カルチャースクールでの講師経験があり、多くの生徒を成功させているという経歴があるためか、内容も視点からして違います。
「自分がこうだったから一般的にこうだ」ではなく、ある程度広い視野を持っているのです。
その内容は、やる気を起こし、継続する方法から、1ヶ月~半年で試験に合格するためのサンプルメニュー、どんなに疲れてやる気がないときでも必ずやりましょうという勉強法(目次を眺めるだけ!)、訓練不要の速読法、暗記法にまで及びます。
具体例があり、どこからどれをとっても、今の私にはぴったりのアドバイスばかりです。
特に「周りから馬鹿にされ、本人も自分はだめ人間だと思っているある女性が、たった1ヶ月で福祉関係の資格試験に合格した」という話が参考になりました。実際に行った勉強内容も載っていて、1ヶ月あれば問題集が8割がた頭に入ると結論付けているのです。
自分の経験と照らし合わせも、この方法はとても納得できるものだし大いに励みにもなりました。
今まで、勉強の前につい「勉強方法の本」を買ってしまう方、この本はモチベーションを高める以上の効果アリです。
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