起業人としての経験が巧みに表現されており、起業から経営を軌道に乗せるまでの藤田社長の姿勢が読み取れる。起業に関するハウツウ的なものではなく、IT企業における事業の考え方など、経営的な観点からも非常に参考になる本である。特に藤田さんという若い経営者の経営に関する視点や、若い社員を活躍させて会社を成長させて行こうとしているところなど、成長企業における採用から育成に関する考察が非常に小気味良くて、米倉さんとの掛け合いもおもしろい。正直言って、タイトルや表紙から想像していたものより、かなり奥深い書籍であった。若い人たちも読むであろうが、経営的な観点から中堅のビジネスマンが読んでもおもしろい。こんなすてきな会社なら、苦労はしても勤めたい若者は多くいるであろう。